『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』の場面カット (C)ナガノ / 2026「映画ちいかわ」製作委員会 『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』(7月24日公開)が、公開31日間で観客動員数766万人、興収110億円を突破した。この数字は現在公開中の『名探偵コナン ハイウェイの堕天使』(興収136.9億円)が公開31日間で興収114億円を記録しており、同ペースを維持。新たな特典配布効果で興収ペースが落ちず、最終興収が予想できない状態となっている。
【画像】不気味なセイレーン&島二郎 公開された『ちいかわ』場面カット 全国447館(通常382館+IMAX65館)で公開された同作は、『ちいかわ』初の映画で、ナガノ氏が映画のために執筆した“セイレーン編”と呼ばれる長編ストーリー。ちいかわ達が「特別な島」への招待状をもらい島合宿に行く物語となっている。話数を追うごとにSNSのトレンドを賑わせていた、シリーズ屈指の人気エピソードが待望の映像化となり、ナガノ氏の完全監修でちいかわたちの冒険が描かれている。
公開初日は朝早くから各劇場で満席となり、一番多く上映したTOHOシネマズ池袋では1日で41回上映。各劇場は夏休み映画の目玉として『映画 ちいかわ』に注力しており、その結果、公開初日は興収9.9億円を記録。この数字は、シリーズ最高興収158億円を突破した『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』(2024年公開)の初日興収9.6億円を抜いた記録で、大ヒットスタートとなっていた。
公開14日間で興収50億円を突破しており、公開14日間で興収50億円突破は、最終興収102.8億円を記録した『シン・エヴァンゲリオン劇場版』(2021年公開)が公開14日間で興収49億3499万6800円、最終興収116.4億円を記録した『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』(2024年公開)が公開17日間で興収51億円で、最終興収は両作品の規模感だと予想されていた。
しかし、その後、第2弾特典の配布をスタートすると、興収ペースが上がり、公開24日間で興収92.8億円を記録。この数字は現在公開中の『名探偵コナン ハイウェイの堕天使』が、公開23日間で興収93.1億円を記録しており、これに並ぶ数字。新たな特典を配布してから短期間で約40億円伸ばし、特典効果で異例のハイペースとなっていた。
そして22日から新たな入場者特典の配布がスタート。興収ペースは落ちず、今後も入場者特典が続々と配布される場合、さらに大きく記録を伸ばすことが期待でき、最終興収は予想できない状態となっている。
今回の大ヒットに配給の東宝は「大ヒットを記録しています!SNSを中心に大きな話題となっています」と反響に驚きつつ、「公開後も数々の新情報(ひみつ)が解禁されている『映画ちいかわ』。まだまだ勢いは止まりませんので、今後の情報解禁にも是非ご期待ください!」と説明した。
なお、近年公開されたアニメ映画で、興収100億円を突破した際のスピードは、『名探偵コナン 隻眼の残像』(2025年公開)が公開19日間で興収104億円、劇場版『鬼滅の刃 無限城編 第一章 猗窩座再来』(2025年公開)が公開8日間で興収100億円、『劇場版 チェンソーマン レゼ篇』(2025年公開)が公開103日間で興収100.1億円、『THE FIRST SLAM DUNK』(2022年公開)が公開67日間で興収100億2152万1390円、『ONE PIECE FILM RED』が公開20日間で興収100億円、『劇場版 呪術廻戦 0』(2021年公開)が公開45日間で興収104億5632万2400円、『シン・エヴァンゲリオン劇場版』(2021年公開)が公開127日間で興収100億1582万円となっている。
『ちいかわ』は、イラストレーターのナガノ氏がXに投稿している漫画が原作。2020年に連載がスタートし、ちいさくてかわいいキャラクターたちと、シビアな世界観のギャップが大人から子どもまで幅広い人気を博している。
『日本キャラクター大賞』ではグランプリを獲得、また『日経トレンディ 2022年ヒット商品ベスト30』では『ちいかわ』関連商品が第2位にランクイン。2022年4月からテレビアニメが放送されている。
■『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』興収の流れ
初日:興収9.9億円
公開3日間:動員数150万人、興収22.4億円
公開7日間:動員数228万人、興収33.3億円
公開10日間:動員数305万人、興収44億円
公開14日間:動員数350万人、興収50億円
公開17日間:興収約67億円
公開20日間:動員数563万人、興収80.7億円
公開24日間:動員数645万人、興収92.8億円
公開30日間:興収100億円突破を発表
公開31日間:動員数766万人、興収110億円