中日・嶋ヘッドを交通事故で書類送検《過失は圧倒的に嶋》も、事故時の“自転車側の通行”にも疑問の声

0

2026年08月24日 15:00  週刊女性PRIME

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

週刊女性PRIME

中日ドラゴンズ・嶋基宏ヘッドコーチ

 8月24日、広島東洋カープとセ・リーグ最下位を争う、中日ドラゴンズのファンにとって“泣きっ面に蜂”とも言うべきニュースか。井上一樹監督(55)をサポートする、嶋基宏ヘッドコーチ(41)が書類送検されたことをTBS系ニュースが報じた。

 10日に都内で自動車を運転していた際、自転車に乗っていた50代女性と衝突する交通事故を起こしていたのだが、この一件で過失運転傷害の疑いで書類送検されたのだ。報道によると、嶋ヘッドは「駐車場が空いているかに気を取られ、右の安全確認が不十分だった」と話している。

 前日9日には大阪・京セラドームで阪神タイガースとの試合を終え、11日からは横浜DeNAベイスターズとのデーゲームのため、名古屋の本拠地・バンテリンドームに移動していた中日。その移動日だった10日に、嶋ヘッドは大阪から名古屋ではなく東京に向かい、不注意による事故を起こしてしまった。

 警察による実況見分を終えて名古屋に向かったのだろう。嶋ヘッドは11日以降の試合でもベンチ入りしている。

 最下位ながら3位・DeNAとは3.5ゲーム差と、Aクラス入りとCS進出をかけて4チームによる熾烈な順位争いを繰り広げている中日。首脳陣による「書類送検」騒動で水を差してしまったわけだが、ネットでは怒れるファンの一方で、こんな指摘も一部で聞こえている。

「歩道走行してた自転車側も違反」か

《嶋の過失なんやろけど、チャリ側も気を付けるべき》
《過失は圧倒的に嶋コーチ側だろうけど、歩道走行してた自転車側も違反なのでそこは罰するんだよね》
《自転車、右側の歩道走行 いわゆる逆走歩道走行 自転車の方も、切符きられるのかな》

 事故の状況をまとめると当時、嶋ヘッドは東京・小金井市内のファミリーレストランの駐車場に入ろうと進行方向を左折。すると運転席から見て、前方右側から歩道を走してきた自転車と衝突している。嶋ヘッドも「右の安全確認が不十分だった」と話すように、左側の駐車場に気を取られての“前方不注意”があったのは確かだろう。

 しかしながら状況から察すると、女性が自転車を運転していたのは歩道であり、しかも右側から走行していたのなら「逆走」していたことになる。自転車も当然、車両であることから一般的に走行時は車道、そして左車線を走ることが原則とされている。

 しかも2026年4月には自転車の交通反則通告制度、いわゆる「青切符制度」が導入されたばかりで、自転車にも交通ルール遵守が徹底化された。「逆走」「歩道通行」は「通行区分違反」となり、いずれも6000円の違反金対象になる可能性もある。

 もちろん、警察官による指導を無視するなど悪質と判断された際に適用され、直ちに罰則対象と見做されるわけではない。そして「普通自転車歩道通行可の標識」がある歩道ならば、歩行者の通行を妨げないことを条件に相互通行も可能とされる。

「自転車ナビライン」が設けられた道路

 また走行時の安全確保のため「やむを得ない状況」に限り、自転車の歩道通行が認められるが、その場合には車道寄りの部分を徐行する必要がある。そして13歳未満70歳以上、身体の不自由な人は例外的に歩道を通行することができる。

 今回の事故でも、自転車を運転する女性は歩道通行できる状況下にあったのかもしれないが、現場とされる歩道には「普通自転車歩道通行可の標識」がなく、左右一車線ではあるが道路は広く「自転車ナビライン」が設けられている。自転車は原則、車道を通行すべき道路ではあるが、道路と歩道間には街路樹が生い茂っており、双方から見えにくい状況でもあったようだ。

 制度導入から5か月、開幕当初はAクラス入りが予想された中日ドラゴンズに比例するように、「青切符制度」に対する世間の意識も落ちているように思える。嶋ヘッドは言うまでもないが、自動車はもちろん、自転車側も改めてルールを認識すべきだろう。

週刊女性PRIME

    前日のランキングへ

    ニュース設定