新潟2歳Sに好相性のインディチャンプ産駒 レッチュベルクが改めて適性示す

0

2026年08月24日 20:00  netkeiba

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

netkeiba

レッチュベルク(撮影:下野雄規)
【栗山求(血統評論家)=コラム『今日から使える簡単血統塾』】

◆血統で振り返る新潟2歳S

【Pick Up】レッチュベルク:1着

 2頭出走したインディチャンプ産駒の1頭。昨年の2着馬タイセイボーグも同産駒なので、2年連続でインディチャンプの仔が連対を果たしたことになります。もう1頭の同産駒トップチェッカーも3着。このレースに対する適性の高さが見て取れます。

 近い世代にステイゴールド、ガリレオ、デインヒルを併せ持つので、昨年の優勝馬リアライズシリウスとも血統の組成が似ています。3代母バンクスヒルはダンシリ(ハービンジャーの父)の全妹にあたる良血です。

 ステイゴールドとデインヒルは相性が良く、ステイゴールド産駒でGIを勝ったフェノーメノ、ナカヤマフェスタをはじめ、ココロノアイ、アフリカンゴールドという重賞勝ち馬が出ています。

 デビュー戦の東京芝1600mの新馬戦は、小雨が降るなか稍重のコンディションで行われ、3馬身差で楽勝しました。ヨーロッパ色の強い血統構成だけに、今回は良馬場への対応がカギだったのですが、上がり3ハロン最速の32秒8で突き抜けて不安を払拭しました。

 父インディチャンプは安田記念を勝ったマイラーでしたが、本馬は2000mあたりまでなら問題なさそうです。

◆血統で振り返るキーンランドC

【Pick Up】サウンドモリアーナ:1着

 ミッキーアイル産駒は、牡馬と牝馬で適性面に違いがあります。

 牡馬は芝39勝、ダート90勝という成績が示すとおりダート向き。牝馬は芝89勝、ダート30勝なので芝向きです。

 牝馬の芝距離別勝利数は、1200m=48勝、1400m=17勝、1600m=16勝。スプリント戦で最も優秀な成績を収めています。芝1200mの重賞は過去にナムラクレアが4勝、メイケイエールが3勝しており、前者は2023年に同じキーンランドCを勝っています。今回はミッキーアイル牝馬にとって最も力を発揮しやすい舞台だったといえるでしょう。

 2代母の父ダンシングブレーヴは、ミッキーアイルの父ディープインパクトとニックスの関係にあります。ダンシングブレーヴの血統構成がディープインパクトの母の父アルザオと酷似しているからでしょう。両者の父はいずれもリファールで、前者の母の父ドローンと、後者の母の父サーアイヴァーは相似な血なので、血統の組成がきわめてよく似ています。

 母方にダンシングブレーヴを持つディープインパクト産駒には、スマートレイアー、カツジ、ミッキーグローリー、サトノルパンといった平地重賞勝ち馬が出ています。ディープインパクトの代表産駒の1頭キズナは、同じ配合パターンからディープボンド、パラレルヴィジョン、パントルナイーフを出しています。キタサンブラックはその父ブラックタイドがディープインパクトの全兄ですが、この配合パターンからイクイノックスを出しています。

 このニックスを持つスマートレイアーは繁殖牝馬としても成功しているので、サウンドモリアーナもいずれ繁殖入りしてから楽しみです。

    ランキングスポーツ

    前日のランキングへ

    ニュース設定