旅先で予期せぬ足止めも経験 約30カ国渡航のデザイナーが選ぶ「旅のピンチを救う防災グッズ」に「体験者の“必要な物”は重い」「勉強になりました」

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2026年08月25日 20:15  ねとらぼ

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経験から選んだ防災グッズは?

 1年前や5年前……。少し前にインターネット上で話題になった投稿や動画を振り返って紹介する企画「昔のインターネット発掘!」。今回紹介するのは、1年前に公開された、約30カ国200回もの渡航経験があるデザイナーが旅行中のトラブルに備える防災グッズを紹介する動画です。コメント欄には「参考になった」との声が多く寄せられていました。


【画像】旅の防災グッズを全部見る


 動画が公開されているのは、旅好きデザイナーの森井ユカさんのYouTubeチャンネル「baggage by YUKA MORII」(@baggagebyyukamorii)です。海外に渡航した経験の多い森井さんは、空港での予期せぬ一泊の足止めなど旅行中のトラブルも何度か経験。そんな自身の経験を踏まえて選んだ防災グッズの特長を解説しています。


まずは「現代のライフライン」スマホ、そしてバッテリー

 森井さんが「現代のライフラインとして欠かせない存在」として最初に挙げたのはスマホ。そして、充電用のバッテリーです。当時、動画をよく撮影していた森井さんは、旅の日数に関わらずスマホの充電1回分のもの、約2回分の容量が少し大きめのもの、計2つを携帯していたといいます。それだけあれば、震災や事故停電などで1日2日ぐらい足止めされても保つだろうとしています。


 なお、モバイルバッテリーは預け入れ不可で、機内への持ち込みにはルールがあるので、事前に確認しておきましょう。


 スマホとバッテリーに加えて、森井さんは「できれば使わずに済めばありがたい『もしも』の時に備える防災グッズのセット」を7つ紹介しています。


頼りになるおやつ「備蓄おやつチョコようかん」

 おやつとして選んだのは、無印良品の「備蓄おやつチョコようかん」(950円)。5年近く保存でき、あんことチョコの濃厚な風味で1つだけでも満足感があり「頼りになるおやつ」と評価しています。日本のようにコンビニがない地域に滞在したとき、うっかり食事をしそびれて空腹に泣きながら早寝をしたことが何度もあるそうで、災害や事故ではない想定外の状況でも心強いとしています。


クレジットカードが使えなくても「ドル紙幣」

 次に挙げたのは「ドル紙幣」。森井さんは1ドル紙幣を10枚用意しています。以前に海外の乗り継ぎ便で足止めされた際に、空港施設が停電していてクレジットカードが使えなかったことがあったそうです。ロシアの空港での出来事だったそうですが、「お釣りがなくて良ければ」という条件でドル紙幣を使用できたとのこと。ドルの通貨としての強さを実感したエピソードでもあったようです。「おそらく緊急時には使える空港も多くなるのではと思います」と森井さん。


 なお、当時は10ドルあれば軽食か飲み物は買えたそうですが、物価は変動するため、持っておく現金はそのときどきの物価水準を考慮しましょう。


コンパクトさ、袋の強度、脱臭力にびっくりした携帯トイレ

 ネットでの評判を受けて取り入れることにしたのが、携帯トイレの「ぽけっトイレ」です(10個入り 4400円)。1セットわずか20グラムで、袋の中に排泄袋、凝固脱臭剤、防臭袋、除菌水の4つが入っていて、森井さんはコンパクトさにびっくりしたとのこと。小なら3回、大なら1回分の処理能力があって嘔吐袋としても使えます。森井さんは念のため2つ携帯することにしたそうです。


 試しに使ってみた森井さんは、袋が薄いのに強度が高いこと、脱臭力があることに驚いたとのこと。便器などがある場合は排泄袋をかぶせて使いますが、ないときは袋を舟形にしてまたいで使用するので、1回練習することを勧めています。


コンパクトなLEDライト

 携帯できるLEDライトには、ロングセラー商品である「アビタックス」の「タグライト」(1760円)を採用しています。スマホのライトも使えますが、バッテリーがもったいないという理由で、LEDライトも備えておくことを推奨。


 約5グラムと小さいのに、高輝度のLEDで約15時間の連続点灯が可能。スイッチを切り替えて、押している間は点灯、スライドして常時点灯させることができます。また、フックがついているので、ポーチの金具などいろいろなところに掛けることができます。


 森井さんはネパールで停電に見舞われた際、トイレを使用するときにフックをメガネのつるに通して足元を照らしたことがあるそうです。両手がふさがっているときも使用できるのがいいですね。


大判で厚くて乾燥しにくいボディシート

 防災グッズの中には、「無印良品」の「大判ボディシート」(100円)も入っています。28センチ×56センチとかなり大判で破れにくいウエットシートなので、全身くまなく拭くことができるそうです。さらに、厚手で乾燥もしにくいという特長も。災害時の足止めだけでなく、旅先で体調を崩してシャワーを浴びる気力がない場合にも活躍します。森井さんは長距離フライトに持参していますが、普段から1個持っておくことを勧めています。


 また、パンティライナー(薄いナプキン)も5〜6枚備えているそうです。使い捨ての紙パンツで備える方法もあるけれど、かさばるので森井さんはこちらを採用。パンティライナーはさまざまなメーカーが販売していますが、オーガニックのものと、2枚重ねのものもよく買っているそうです。


くるまったり敷いたりできるサバイバルシート

 代表的な防災グッズの銀色のシート「サバイバルシート」ですが、森井さんが選ぶのは「エコライドワールド」の「カサカサ音が少ない静音サバイバルシート」(680円)。動画の中で広げているときにも、周りに響きそうな音は出ておらず、森井さんは「あのカサカサ音ってちょっと気になっていたので、これは嬉しいですね」と評価していました。


 大きさは130センチ×210センチ、重さは約70グラムで、くるまって防寒するのが目的のシートですが、敷き物としても軽くて丈夫なので十分使えるとのこと。空港に足止めされて、ターミナルで朝まで過ごすことになったことのある森井さんは、「横になれるベンチの確保はなかなかの激戦だったので、まず欲しくなるのが敷物でした」とサバイバルシートの必要性を実感したようです。


防災グッズがピッタリ収まる

 これまでの7つのグッズを入れるのにぴったりなのが、「無印良品」の「ポリエステルダブルファスナーケースM」(590円)。防災グッズ7つを全部いれると重さは約280グラムになりますが、チョコようかんが1個58グラムと重めなので、森井さんは軽量化したい人に入れ替えを勧めています。


 防災セットについて、森井さんは「できれば使わないで済ませたいお守りみたいなものですが、持っていると安心感が違います」と語りました。動画を参考に、それぞれの事情にあわせて、旅行に必要なものを足して「自分の防災セット」を作れたらいいですね。


「メガネにライトは素晴らしい」「敷物としてサバイバルシートは……」驚く人も

 動画には「めっちゃ参考になりました! 旅行も防災にも!」「百聞は一見に如かずじゃないけど体験者の“必要な物”は重い。コレをベースに色々パックしてみたいと思います」「勉強になりました。備えをしっかりしておけば、気持ち的にも楽になりますからね」などのコメントが多く寄せられていました。


 また、「メガネにライトは素晴らしいアイデアです!ヘッドライト常備してるんですが、かさばるんですよね」「敷物としてサバイバルシートは気づきませんでした」と、使い方のアイデアを評価する人もいました。


 「毎月1都道府県を訪れ日本一周は3周目」と国内旅行の経験も豊富な森井さんは、ANA機内誌『翼の王国』で「ニッポン47妖怪さんぽ」連載中です。旅行に持って行くアイテムや旅を楽しむコツなどYouTubeのほかInstagram、Xで発信しています。


動画提供:YouTubeチャンネル「baggage by YUKA MORII」(@baggagebyyukamorii)




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