羽田空港に新施設、何が変わる? 木造の空間にカフェ一体型ラウンジ

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2026年08月27日 07:20  ITmedia ビジネスオンライン

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羽田空港に新施設が登場

 日本空港ビルデング(東京都大田区)は、羽田空港第1ターミナルの北側で整備を進めてきた「第1ターミナル北側サテライト施設」を9月1日にオープンする。


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 第1ターミナル北側サテライト施設は、国が推進する首都圏空港機能の強化や防災・減災対策を踏まえ、将来の航空需要の拡大に備え、旅客の利便性をさらに高める施設だ。地上3階建てで、2階部分にはコンコース、ゲートラウンジ、固定橋(搭乗口)を6スポット備え、航空機への搭乗・降機時に利用していたバス移動の負担も軽減する。


 第1ターミナルは1993年9月に供用を開始したが、大規模な施設拡張は今回が初めてとなる。


●鉄骨造と木造によるハイブリッド構造


 第1ターミナル北側サテライト施設では、強度の高い鉄骨と、温かみや軽さが特徴の国産カラマツやスギなどを組み合わせている。1階は鉄骨造、2階以上は木造とした「鉄骨造・木造ハイブリッド構造」で、羽田空港では初の取り組みだ。


 使用した木材は約1800立方メートルで、樹木に換算すると約1万本分に相当する。省エネルギー性能の高い大規模建築物に与えられる国の認証「ZEB Oriented」を取得しており、一次エネルギー消費量を30%以上削減した環境に配慮した施設となっている。


 計10基の動く歩道(往復5基)を設置し、ターミナル内をスムーズに移動できるようにしている。


 日本空港ビルデングが設立した研究開発・共創の拠点「terminal.0 HANEDA」の取り組みの一環として、自動走行モビリティ「iino」の新モデルを導入。流線形のデザインで、人の流れに合わせてなめらかに走行し、サテライト施設内の移動をより楽にする。


 加えて、航空機に搭乗する旅客が利用できる自動運転サービス「WHILL」の運用エリアを北側サテライト施設まで拡大し、施設内の移動をサポートする。


●カフェと一体型のラウンジ


 カードラウンジ「FOREST LOUNGE」の一部には、ターミナルの建築端材やカーボンニュートラル素材を取り入れている。ターミナルと調和する木質素材や緑を取り入れ、国内線ターミナル内の「POWER LOUNGE」の快適性を受け継ぎつつ、落ち着いた空間を演出する。また、ゲートラウンジとつながりを感じられるオープンな設計も特徴のひとつ。


 羽田空港では初めてとなる、カフェ一体型のラウンジだ。提携クレジットカードを持っていない人にも、テークアウトでドリンクやスイーツなどを提供するほか、羽田空港限定のお土産も販売する。


 ラウンジ内では、かつて空港で親しまれたフラップ式案内表示器をデジタルで再現した「ソラリー式FIS(フライトインフォメーション)」も設置している。日本空港ビルデングは「環境への配慮と快適性を両立した新たなラウンジとして、お客さまに心地よい時間を過ごしていただき、くつろげる空間を提供する」とコメントした。



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