
警視庁が、トクリュウ=匿名・流動型犯罪グループによるとみられる新たな窃盗の手口を公開し、注意を呼びかけました。被害にあったのは東京・町田市の80代の女性で、冷蔵庫の中に隠していた現金100万円が入った封筒を盗まれたということです。
女性が現金を冷蔵庫の中に隠すことになったいきさつからは、新たな手口が浮かび上がります。
発端は事件の5日前、郵便局員を名乗る人物から女性への電話でした。
「香港に不審な郵便物を送ろうとしていませんか」などと言われ、「静岡県警からも電話がかかってくる」と伝えられたということです。
そして、この電話の直後に、静岡県警の警察官を名乗る人物から「あなたの個人情報が悪用されているようです。自宅ではどのようにお金を保管しているんですか」などと電話があり、女性が「現金が100万円とアクセサリーが数点ある」と答えると、「現金や貴重品を全て集めて冷蔵庫に入れて保管してください。泥棒も冷蔵庫の中までは見ないので安全です」と冷蔵庫に現金などを隠すよう指示されたということです。
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その後も、静岡県警を名乗る同じ人物から毎日電話があり、▼保管場所が変わっていないことの確認や▼外出のタイミングなどを聞かれたということです。
そして、女性が今月26日の午前10時から外出することを伝え外出したところ、リビングの窓ガラスが割られて自宅に侵入され、冷蔵庫の中から現金が盗まれたということです。
警視庁によりますと、警察官を装って貴重品を冷蔵庫などに保管するよう指示し、その後、外出時を狙って盗む手口は全国で初めて確認されたということです。
警視庁は「警察が現金や貴重品を冷蔵庫など一か所にまとめて保管するようアドバイスすることはありません」などと、注意を呼びかけています。
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