
近所づき合いでは、相手の親切に助けられることも少なくありません。しかし、善意だからこそ断りにくく、かえって悩みの種になってしまうこともあるようです。
『転勤で4月に引っ越してきました。隣の人が雨の日以外は毎日、うちの庭の植木や花に水をあげてくれるので、お礼にお菓子などを複数回渡しました。そのときに「もう大丈夫ですから、お水はもういいです」と伝えたのですが、相変わらず水をあげてくれています』投稿者さんが住んでいるのは会社の借り上げ住宅で、あと3年は住むとのこと。一戸建ての庭には、前の住人が植えた花や植木が残っているそうです。隣人は善意で世話をしているのでしょうが、何度断っても続く水やりに困惑しているとのこと。「ありがたいけれど迷惑」という複雑な悩みに、ママたちからさまざまな意見が寄せられました。
前の住人との関係が影響しているのでは?
まずあったのは、「前の住人との関係があるのではないか」という推測でした。
『それなら、前の住民が水やりをお願いしていたのかもしれないね』
『前の人が住んでいたときに、その隣人がおせっかいで植えたのではないかしら。「自分の植木」だから勝手に世話をするのかも』
『前の住人と楽しく水やりしていたかもしれない』
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勝手に庭へ入られることに違和感
一方で、ママたちが問題視したのは「水やりそのもの」ではなく、「他人の敷地へ勝手に入る行為」でした。
『勝手に入ってくるのだとしたら、かなり迷惑だね』
『旦那からも断りを入れるのはどうだろうね』また、「もういいです」という言葉は遠慮として受け取られているのではないかとの指摘もありました。
『迷惑なのに、どうしてお礼なんかしちゃうの?』
『「やめてください」って言わないと』
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植物そのものをなくすという極端な案も
なかには思い切った提案もありました。
『花や木を抜いてしまったら?』
『お花と植木を処分すれば?』会社側の許可が得られるなら、植物を撤去してしまえば水やりの理由自体がなくなります。ただし、隣人との関係を考えると現実的ではないと感じる人も少なくないでしょう。
トラブルになる前に会社へ相談を
今回のケースでは、借り上げ住宅という事情もあります。そのため、直接のやりとりを避けて管理側に相談すべきだという声も目立ちました。
『会社に相談したら?』
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『3年契約で出ていく身ならなおさら、管理人に連絡して解決してもらったほうが良さそう』
『会社とお隣で話し合ってもらうしかない』隣人との関係がこじれてしまうと、その後3年間の生活にも影響が出かねません。トラブルになる前に、会社に相談してもいいのでしょう。第三者を挟むことで、感情的な対立を避けられるかもしれません。
断ったのなら、それ以上気をつかわなくてもいい
一方で、「もう十分対応した」という意見も少なくありませんでした。
『投稿者さんがはっきり断っているから、もう放置でいいし、お礼も渡さなくていい』
『お礼を渡して断ったなら、もう放置でいいと思う。その後も住み続けるのであればスプリンクラーがきた、くらいに思っておくほうがいいだろうね』投稿者さんはこれまでに何度もお礼を渡しています。しかし、それがかえって「喜ばれている」と受け取られた可能性を指摘する声もありました。
『お礼するからだよ』
『喜んでもらえていると勘違いしているのでは』今後はお礼をせず、顔を合わせたときだけ挨拶をする程度で十分ではないかという意見です。
『本当にもう自分たちでやるので結構です』そう伝え続け、それでも続くようなら距離を置くしかないのかもしれません。親切は本来、相手が喜んでこそ成り立つものです。善意であっても、相手が負担に感じているなら見なおす必要があるでしょう。
今回の投稿では、水やりそのものよりも「断っても続くこと」に投稿者さんは疲れていました。ムリに我慢を続けるよりも、自分たちの気持ちをはっきり伝えたり、必要に応じて会社へ相談したりすることも大切なのでしょう。親切とおせっかいの境界線は人によって異なります。だからこそ、お互いの距離感を尊重することが、良好なご近所づき合いにつながるのかもしれませんね。
文・岡さきの 編集・佐藤さとな イラスト・Ponko

