熊本地震一か月 「あの日生まれた命」福田病院 地震当日13人の赤ちゃんが誕生 発生13分前に生まれた母娘を取材【Nスタ】

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2026年08月28日 12:25  TBS NEWS DIG

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TBS NEWS DIG

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地震当日に13人の赤ちゃんが産まれた熊本市の福田病院。
日本で一番分娩が多いというこの病院では揺れた当時も分娩室に10人ものお母さんがいました。
地震の前後に生まれてきた赤ちゃん、ご家族、そして病院の1か月を取材しました。

【写真を見る】「ようやく会えた」地震当日病院で何が

「守るのに必死だった」 赤ちゃんと面会中に震度5強の揺れが…

熊本市の福田病院。年間4000人を超える赤ちゃんが誕生しています。

8月26日に1か月検診を受けにきた井上燈璃(とうり)ちゃん、元気な男の子です。地震の前日(7月27日)に生まれました。

医師
「元気です。順調だと思います」

母の楓さんと、父の成樹さん。燈璃ちゃんは、井上家にとって3人目の子どもです。

母・楓さん
「寝そう」

父・成樹さん
「また寝るの?ほんまや、寝そうや」

地震が起きた7月28日。前の日に生まれた燈璃ちゃんに会うため、家族全員で面会に来ていました。

お兄ちゃんもお姉ちゃんも、初めての弟に興味津々。その時、震度5強の地震が病院を襲いました。

母・楓さん
「もう急いで燈璃を抱っこして、みんなでベッドに(集まって)。夫がみんなに覆いかぶさってくれた感じで」

父・成樹さん
「上から何か落ちてこないかって、守るのに必死だった」

30秒ほど続いた大きな揺れ。幸いにも、家族は全員無事でした。

「これから抱っこという状況で…」 出産13分後に地震発生

地震当日、福田病院にいた赤ちゃんは88人。その中には、あの日生まれたばかりの命も。

7月28日生まれの女の子、坂本葵ちゃんです。

母・希さん
「出産したのが、夕方の4時14分ですね」

生まれたのは、地震発生の13分前。予定日から10日が過ぎて誕生した、待望の3人目です。

母の希さんは、生まれた直後に顔を見せてもらい、これから抱っこという状況でした。

母・希さん
「(自分は)処置をしてもらっていた。揺れでびっくりして、助産師さんにしがみついた。赤ちゃんの方は少し離れたところで、先生と助産師さんに処置してもらっていた。ベビーベッドを押さえていただいて、安全確保しているような様子だった」

娘が心配だった希さん。

母・希さん
「こちらは地震の5分後くらいなんですけど、大丈夫かなと思って1枚撮った写真」

まだ痛みが残るなか、体を起こし、必死に手を伸ばし娘を撮影したそうです。

「10年前の経験が生きた」 地震当日・翌日にも27人が誕生

その日、病院は設備の安全確認に加え、提携する病院から妊婦の受け入れなどの対応に追われていました。

福田病院 河上祥一 院長
「10年前(の地震)もしましたけど、各病棟に何人いて、何人赤ちゃんがいてという状況把握ですよね。10年前(の地震)の経験が生きたと思います」

余震が続くなか、2日間で27人の赤ちゃんを取り上げました。

希さんが葵ちゃんを初めて抱っこできたのは、地震の翌日。

母・希さん
「入院してから出産までが長かったので、ようやく会えたなということで、とても嬉しい気持ちでした」

一方、地震の前日に生まれた燈璃ちゃんは、8月27日で生まれて1か月。体重は1キロ増えて、約4キロになりました。

母・楓さん
「もう、本当にいてくれたからこそぱっと明るくなって、嫌なことを忘れられる。みんなが笑顔になる存在」

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このニュースに関するつぶやき

  • 子供は勝手に生まれてくる。水も電気もこない場所で器具の消毒も汚れたシーツ類の洗濯のあてもなく分娩とってたとしたら産婦人科医がすごく偉い
    • イイネ!2
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