ロドリはアスレティック・ビルバオ戦で公式戦デビューを飾った [写真]=Getty Images 今夏にマンチェスター・シティからバルセロナに新加入したスペイン代表MFロドリが、新天地でのデビューを飾った。
ラ・リーガ第1節延期分が27日に行われ、バルセロナはアスレティック・ビルバオと対戦。序盤からチャンスを作りながら、同代表GKウナイ・シモンの好セーブに阻まれたものの、37分には同代表MFペドリからのスルーパスに抜け出したブラジル代表FWハフィーニャが、GKをかわして先制ゴールをマーク。終盤に入った82分には、ゴール前のセカンドボールに反応したスペイン代表MFフェルミン・ロペスが追加点を奪い、バルセロナが2−0で勝利した。
同試合、ロドリは63分より途中出場。フェルミン・ロペスが奪った追加点のシーンでは、シンプルなダイレクトパスで攻撃の起点を作るなど、決して派手ではないものの、攻守に安定感のあるパフォーマンスを披露。出場時間はおよそ30分間ほどだが、上々の初公式戦となった。
試合後、ロドリは「初出場できてとても嬉しいし、勝利も喜ばしいね。2戦2勝だ。リズムをつかみ、この素晴らしいチームにできる限り早く順応していくことが重要だと思っている。出場時間は長くはなかったけれども、決して感触は悪くなかった」と、率直な心境と自らの状態を明かす。さらに、次のような言葉で、“チーム”としての今後を見据えた。
「ここには世界最高の選手たちが集まっているからこそ、出場する選手たちの誰もがそのレベルに合わせなければならない。まだまだ、このチームには大きな成長の余地がある。僕らは成長を追い求めるだけだよ」
ここまでの2試合では、同MFマルク・ベルナルが“ピボーテ”の役割を担っており、同代表MFペドリ、同代表MFガビ、現在は負傷しているもののオランダ代表MFフレンキー・デ・ヨングら、それぞれの個性を持った中盤の選手たちも在籍している。「最も重要なのは、僕ら一人ひとりが異なるということだ」とロドリ。「監督に様々な能力を提供できる。非常に幅広いバリエーションがあることは、チームに豊かな選択肢をもたらすことにもつながるよ」と続け、中盤の組み合わせの変化が、チームにいくつかのオプションを与えるとも主張した。
また、ロドリ加入に際して、ハンジ・フリック監督やジョアン・ラポルタ会長らは、その能力だけでなく、ピッチ内外でのリーダーシップも獲得の要因となったことを明かしていた。デビュー戦の直後には、早速、そんな“リーダー”としての振る舞いも見られている。
その振る舞いとは、スペイン代表FWラミン・ヤマルに対する言動だ。バルセロナの若きエースは、第1節エルチェ戦で途中交代し、落ち込んだ様子を見せていた。現時点ではコンディションが万全とは言えなさそうだが、ロドリはヤマルに対して次のような言葉を残し、チームとしてサポートしていく姿勢を露わにした。
「ラミンは素晴らしいプレーを見せてくれた。我々はいつだって彼を鼓舞するよ。今日は得点こそできなかったものの、彼の最高の姿に近かったと思う。才能はあるのだから、ゴールは必ず決まるさ」
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