
理不尽なクレームの裏には客自身の個人的な事情が隠されていることもあるが、それをぶつけられる店員にとってはたまったものではない。
投稿を寄せた東京都の50代女性は、百貨店の食料品売り場で働いていた約10年前、売り場で「このバカ女!」などと理不尽な罵声を浴びた経験を明かした。(文:篠原みつき)
「何で電話に出ているんだ!」と怒り始め…
ある日、上階の売り場から「今◯◯様というお客様がこれからそちらの売り場に向かうので対応をお願いします」と内線が入った。女性は到着を待つ間、鳴った電話に出て他の問い合わせに対応していた。
その最中に例の客が到着したが、女性はまだ電話対応中だった。他にもスタッフはいたものの、「『私のお客様』と思って対応しないでいました(後から聞いた)」という。
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ところが、電話を終え、「お待たせいたしました」と対応を始めた途端、客の態度が豹変した。
「『何で電話に出ているんだ!』と怒り始め、当時私はパワーストーンのブレスレットをつけていたのですが、それを指さして『そんな土人みたいなのつけやがって!』と『このバカ女!』と、どんどんヒートアップしていきました」
クレーマーは大声で罵倒した後、急にどこかへ行ってしまったという。
判明したクレームの理由に愕然。消えない心の傷に
その後、客はインフォメーションデスクで文句を言い、クレーム対応部署の上司を伴って売り場に戻ってきた。上司が丁寧にヒアリングを行った結果、信じられない事実が判明する。
「手術をしたが上手くいかなかった苛立ちを私にぶつけていた…という事でした」
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単なる八つ当たりであったことがわかったものの、店頭で大声で怒鳴られ、他の客や店員にジロジロ見られたダメージは大きかったという。女性は上長から「大丈夫だから、少し休んで来なさい」と気遣われて休憩室に下がったが、心に深い傷を負ってしまった。
「それからは接客する自信がなくなり辞めようと思いましたし、あのお客様と同じ年代(中年以降の男性)の人が来ると顔が強張って、今までと同じ接客対応が出来なくなりました」
カスハラ被害で、まともに働けなくなってしまった女性。最後に「接客業は本当に病みます」と書いている。
※キャリコネニュースでは「あなたが目撃した衝撃クレーマー」をテーマにアンケートを行っています。回答はこちらから。https://questant.jp/q/BNPYRIJ9
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