
子どもの個人面談では、担任の先生から学校での様子を聞けます。しかし毎年同じような言葉ばかり並ぶと、「本当にうちの子を見てくれているの?」「誰にでも同じことを言っているのでは?」と疑問を抱くママもいるようです。
『小学校の個人面談で、いい点は「友だちに優しい」「トラブルがない」ばかり。社交的、コミュ力高い、穏やかです。誰とでもすぐ仲良くなれますって。毎年どの担任にも同じこと言われるけれど、喜んでいいの? 友だちに優しいとかトラブルがないって、だいたいの子に当てはまるだろうし、どの保護者にも言ってるのでは?』投稿者さんは、わが子が毎年同じ評価を受けることに物足りなさを感じています。「それは誰にでも当てはまることなのでは」と思い、素直に喜べないようです。
「うちも同じ」と感じるママたち
まずあったのは、「うちの子も同じように言われる」との声です。
『うちもそうだった。よくも悪くも普通の子なのだと思うよ』
『うちも当たり障りないことしか言われないよ。問題があるよりマシだけれど、きちんと見ているのかな? と思うことがある』
『思いやりがある、わけ隔てなくみんなと仲良くできるって言われるけれど、たまには頭の良さで褒められたい』
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気になるなら具体的に聞いてみる方法も
一方で、「先生からの話を待つだけではなく、親から質問してみればよい」というアドバイスも寄せられています。
『どの辺が優しいのですか? と聞けば具体的に教えてくれるよ』
『「学校で何をがんばっていましたか?」って聞いてみる』面談は先生が一方的に話す場ではなく、保護者の疑問を解消する機会でもあります。「優しい」と評価された具体的なエピソードや、友だちとのかかわり方を尋ねれば、子どもの成長をより深く知ることができるでしょう。
「トラブルがない」は実は大きな長所という声
投稿者さんは「誰にでも当てはまる」と感じていますが、それを否定するコメントも寄せられました。
『子どもが友だちとトラブルを起こしたとき、親は吐きそうなくらいキツい。それがないなんて羨ましい』
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『週に複数回学校から電話がかかってきてトラブル報告されて、いろいろなママに電話して謝って本当に病みそう。勉強できなくてもいいから、他人とトラブルを起こさないコミュニケーション能力がほしかった』
『友だち関係に問題がないのは親にとって本当に気がラク』学校で友だちとのトラブルや人間関係の悩みを抱える子どもも少なくありません。だからこそ、「誰とでも仲良くできる」「穏やかに過ごせる」という評価は、決して当たり前ではないのでしょう。学校からトラブルの電話が頻繁にかかってくる生活と比べれば、そのありがたさを知っておくことも大切かもしれません。
コミュニケーション能力は一生の財産になる
さらに、「社交性や協調性は大きな武器になる」と評価する声も目立ちました。
『社交的でコミュ力高いのは、それだけ周りを見て人が不快にならない言動をしているってこと。小学生でそれができてるのだから、喜びなよ』
『人間の悩みのほとんどは人間関係。それをその年齢で自然にできているのはすごい』
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『社交的でコミュ力高くて誰とでも仲良くできて穏やかな性格って、大人でもなかなか揃っている人はいない。一生役に立つ長所だよ!』勉強の成績はもちろん大切ですが、学校生活では友だちや先生との関係を築く力も欠かせません。新しい環境に適応できることや、周囲と良好な関係を築けることは、将来社会に出てからも役立つ力だと考えるママは少なくありませんでした。もちろん、「ずっと当たり障りのない評価だけでは個性が埋もれてしまう」という意見もありました。しかし、それはコミュニケーション能力の価値を否定するものではなく、さらに自分らしい強みを伸ばしていければという期待も含まれているのでしょう。
面談の言葉は「当たり前」ではなく積み重ねの結果
学校生活で人間関係のトラブルが起きないよう周囲に気を配り、誰とでも穏やかに接することは簡単なことではありません。先生が毎年同じ言葉で評価するのは、それだけ一貫してその子の長所である証拠なのでしょう。もちろん、「もっと具体的な話を聞きたい」と感じるのであれば、遠慮せず先生に質問してみるといいのではないでしょうか。そのうえで、「友だちに優しい」「社交的」「トラブルがない」という評価は、子ども自身が日々積み重ねてきた行動の結果として受け止め、成長を認めるのはどうでしょうか。
文・岡さきの 編集・あいぼん イラスト・なかやまねこ
