阪神・工藤泰成 (C)Kyodo News 首位・阪神はリーグ連覇に向けて、シーズン序盤課題だったリリーフ陣の陣容が整ってきた。
昨季リーグ優勝を支えた石井大智が春季キャンプ中に故障で離脱し、開幕してからも及川雅貴が不調と、新外国人のモレッタも初登板から6試合連続無失点と安定していたものの、4月21日のDeNA戦、5月2日の巨人戦でいずれも4失点とピリッとせず、ブルペンの台所事情は苦しかった。
その中でドリス、岩崎優といった経験豊富なベテランがブルペンを支えた。現在勝利の方程式を担う木下里都、工藤泰成もビハインドゲームを中心に結果を残していた。8月に入ると、春先苦しんでいた及川が復調し、木下、工藤が勝ち試合での登板が増え、工藤は現在勝ち試合の9回を担当する。
抑えを務めていたドリスは、8月16日からセットアッパーに回り、現在4試合連続無失点中。岩崎も8月は8試合に登板して2ホールド、防御率1.42だった。
木下、工藤が1本立ちしたことで、ブルペンの層が結果的に厚くなった。そこに、石井も二軍戦で復帰しており、勝負の9月に向けて明るい材料だ。気がつけば、課題だったブルペン陣も整備され隙がなくなった。