
8月17日、STARTO ENTERTAINMENTのジュニア内グループ「KEY TO LIT(キテレツ)」が今冬にCDデビューすることを発表。
悲願のデビューを果たす『ふぉ〜ゆ〜』
同事務所は、そのわずか3日前にも、悲願のデビューを果たすグループの名前を発表していた。
「4人組の『ふぉ〜ゆ〜』というグループです。メンバー全員の名前に“ゆう”が付くことがグループ名の由来で'11年にジュニア内ユニットとして結成され、堂本光一さんの主演舞台『Endless SHOCK』に長年出演してきました」(スポーツ紙記者)
デビューの機会に恵まれないままメンバー全員が30代に突入。'17年には、旧ジャニーズ事務所で異例となる“CDデビューせずにグループごとジュニア卒業”をしていた。
「'97年に入所したメンバーをはじめ、活動歴が30年近い苦労人で、何人もの後輩のデビューを見送り悔しい思いをしてきました。舞台業界では名が知られていましたが“自分たちはまだまだ下積み”と語り、全員が今年で40歳になります」(芸能プロ関係者)
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4月からは、不定期放送の冠番組『ふぉ〜ゆ〜って、だれ?〜40歳アイドル、デビューなし。でも幸せ〜』(テレビ東京系)が始まるなど、グループの“特異な立ち位置”を逆手にとって活動してきた。
ここにきて、なぜCDデビューのチャンスが巡ってきたのか。STARTO社に所属するアーティスト事情に詳しい、メディア研究家の衣輪晋一氏に聞いた。
やっとの思いでデビューも早くも“試練”
「積み上げてきたキャリアを“回収”する形で、40歳を迎えるアイドルがついにデビューする、というニュース性を最大化できる絶好のタイミングだと思います。結成から15年間で築いたファンとの関係性をCDという形に“転換”したいという思惑もうかがえます。40歳になるまで続けてきたからこそ、デビューの意味が生まれたのです」
やっとの思いでデビューをつかんだが、早くも“試練”が。レコード会社とセカンドシングル以降も契約を継続するには「年内にミュージックビデオ100万回再生」または「シングルの売り上げ5万枚」を達成する必要がある“ミッション付きデビュー”なのだ。
「ミュージックビデオの100万回再生に関しては、グループ公式YouTubeチャンネルの登録者数は21万人いますし、コアなファンが繰り返し再生すれば達成できるのではないかと思います。もう一方のCD売り上げ5万枚は、到達したら快挙ですね」(衣輪氏、以下同)
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2つの条件を見事にクリアする可能性は、十分にあるという。
「長年応援しているファンが多く、熱量は高い。加えてSTARTOファンには、応援するタレントがお世話になった先輩や後輩がデビューする際にCDを買う文化があるんです。つまり“ご祝儀買い”も含めて条件をクリアするかもしれません」
長すぎる下積み時代を経て、11月11日にCDデビューという夢を叶える4人。ベテランアイドルの挑戦は、始まったばかりだ。
衣輪晋一(きぬわ・しんいち) メディア研究家。雑誌やニュースサイトで執筆するほか、ドラマ企画アドバイザーとしても活動中
週刊女性2026年9月8日・15日号
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