
親世帯との同居を選択した家庭があるのではないでしょうか。経済的なメリットや子育ての助けを期待してはじめた同居生活。しかし実際には、生活習慣や価値観の違いに悩み、関係が悪化してしまうケースもあるようです。
『3年もちませんでした。子世帯430万円、親世帯350万円をそれぞれ出し、義実家をリフォームした上での同居でした』投稿者さんによると、玄関や廊下、階段を共有する半二世帯住宅のようなかたちで暮らしていたそうです。しかし親子喧嘩に発展し、義姉夫婦まで巻き込む大きなトラブルとなった結果、同居生活に終止符を打つことになりました。
『光熱費などは10万円から15万円くらいが子世帯払いでした。どこに行くにも帰り時間を求められるし、寝る時間や朝起きる時間まで干渉されて、光熱費はバカ高い……。いいことなしでした』と投稿者さんは教えてくれました。ママたちから寄せられたコメントからは、同居の難しさや家族間の距離感についてさまざまな声が集まりました。
費用を払わされ…うちも同居を解消したよ
この投稿に対し、同じように同居を経験したママたちから共感の声が寄せられました。
『家も光熱費も食費も住宅ローンも義親分を払わされて同居をやめた。義親の食事を作るために、出かけても早く帰らないといけないし、私の友だちを連れてくることもできない。窮屈すぎたよ』同居は家族との距離が近くなる反面、自分たちだけの自由な時間や空間を失いやすいのかもしれません。とくに子育てや仕事で忙しい世代にとっては、その窮屈さが大きなストレスになることもあるのでしょう。
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なぜそこまで干渉するのか
ママたちが驚いていたのは、生活リズムへの干渉でした。
『帰る時間を聞くとか意味あるのかね? 学生ならわかるが大人なのに』
『寝る時間と起きる時間を干渉って、昨日遅くまで起きていたねとか、昼まで寝ていたでしょう? とか言われるの? 最悪だね』こんな想像する人もいました。一方で、
『帰る時間はわかる気もするけど、寝る時間と起きる時間はジジババあるあるだね』という意見も。親世代からすると心配や親心のつもりなのかもしれません。しかし子世帯にとっては監視されているように感じることもあります。同じ言葉でも受け取る側によって印象は大きく異なるのでしょう。
同居生活、3年もっただけすごいよ!
投稿者さんが同居生活を続けた期間は約2年半でした。しかしコメントでは、「短いどころか十分頑張った」という意見が圧倒的でした。
『3年もよく頑張ったね! 親世帯との同居って難しいよ』
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『二世帯分だとしても光熱費が高すぎる。解消できてよかった』なかには現在も同居に苦しんでいるママからの切実な声もありました。
『3年で見切りをつけてよかったよ! 私なんて、まだ頑張れる我慢できるとやってきて、もう逃げられなくなった。逃げ場がない』同居をはじめると「今さら出ていけない」と我慢を重ねてしまうケースもあります。しかしムリを続けた結果、夫婦関係や親子関係まで悪化してしまうことも少なくありません。だからこそ、限界を感じた時点で決断できた投稿者さんを評価する声が少なくなかったのでしょう。
リフォーム代はムダになった?
子世帯が430万円、親世帯が350万円を負担したという今回のケース。ママたちが気になったのは、リフォームにかけた費用でした。
『義実家を無料でリフォームしてあげただけになっちゃったね。その後は義姉夫婦が住みそう。もし住むならリフォーム代を半額ぐらい払ってもらったら?』しかし投稿者さんは「リフォーム費用は請求しませんでした。一軒家を借りて住んでも同じだけかかるはずと、あきらめました」と冷静でした。さらに、「光熱費のほうが2年半で300万円以上とかなり高額だったこともあり、住み続けなくてよかったと思っています」と振り返っています。失ったお金だけを見るのではなく、「あのまま住み続けていたらもっと負担が大きかった」と考えられるのは、前向きな捉え方なのかもしれません。
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失敗ではなく新しいスタート!
現在、投稿者さん一家は賃貸マンションへの転居を経て、戸建て住宅を購入したそうです。この報告に対して、
『解消できて万々歳! よく頑張りました。はなまる』という温かなコメントも寄せられていました。同居を解消すると聞くと、「失敗した」と感じる人もいるかもしれません。しかし実際には、自分たち家族が穏やかに暮らすための選択だったとも考えられます。
親世帯との同居は、経済的なメリットや安心感がある一方で、生活習慣や価値観の違いによるストレスを抱えやすいものです。とくに今回のように共有スペースが多い半二世帯住宅では、適度な距離感を保つことが難しい場合もあるでしょう。ときには離れることが、家族関係を守る最善の方法になることもあるのかもしれません。同居解消を選んで、今穏やかや生活を取り戻したと投稿者さん。自分たち家族が心地よく暮らせる環境を選ぶことが大切だと、教えてくれたかのようでした。
文・岡さきの 編集・有村実歩 イラスト・べるこ

