1986年の凱旋門賞2着馬「ベーリング」 産駒の特徴は“若くして頭角を現すマイラー”

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2026年09月08日 08:00  netkeiba

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【栗山求(血統評論家)=コラム『今日から使える簡単血統塾』】

◆知っておきたい! 血統表でよく見る名馬

【ベーリング】

 イギリスで生まれ、フランスのクリスティアーヌ・ヘッド厩舎に入厩。四白流星の派手な外貌で、1986年の仏ダービー(2400m)を2分24秒1という大レコードで優勝しました。その年の凱旋門賞は、出走馬15頭中11頭がG1勝ち馬という史上最高クラスのメンバー構成で、ベーリングは2番人気に推されたものの、1番人気のダンシングブレーヴの末脚に屈して2着と敗れました。

 2代父は20世紀の欧州最強馬という評価もあるシーバード。父系をさかのぼるとネイティヴダンサーに到達します。母の父リファールはダンシングブレーヴの父でもあります。

 種牡馬としては77頭のステークスウィナーを出して成功。英2000ギニー馬ペニカンプ、仏2000ギニー馬アメリカンポストなど、G1を勝った6頭はすべてマイラーで、タイトルのほとんどは2歳から3歳春に行われたレースでした。日本ではケープリズバーンが大井のTCK女王盃を勝っています。

 母の父としては本邦輸入種牡馬ハービンジャー、名ステイヤーのストラディバリウスなどを出しています。

 後継種牡馬のアメリカンポストは年度代表馬リスグラシューの母の父です。ちなみにリスグラシューの娘リスグロワール(父サートゥルナーリア)は先週新馬勝ちを果たしました。

◆血統に関する疑問にズバリ回答!

「イギリス競馬の障害種牡馬ランキングは?」

 イギリス競馬の障害競走(ナショナルハント)のメインシーズンは10月から翌年4月までです。したがって、南半球の血統統計のように年をまたいで集計されます。

 2025-2026年シーズンの首位種牡馬はウォークインザパーク(Walk in The Park)。3年連続で英愛障害リーディングサイアーとなりました。父はサドラーズウェルズ系のモンジュー、母の父はロベルト系のロベリーノです。現役時代に英ダービーでモティヴェイターの2着となりました。

 平地ではスピード不足だけれどスタミナとタフさがある、といったタイプが障害用種牡馬に供されるのですが、サドラーズウェルズ系はこの分野でも才能を示し、他にキングズシアター(首位5回)、イェーツ(2回)、オールドヴィック(1回)、ミラン(1回)がリーディングサイアーとなっています。

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