米フォード・モーターのロゴ(AFP時事) 【ワシントン時事】ダフィー米運輸長官は、中国勢との提携を進める米自動車大手フォード・モーターに対し、「深刻な懸念がある」などと非難する書簡を送った。「意図的に戦略的競争相手への事業上の依存を深める選択は、米国民と運輸省が求める信頼できるパートナーとしての行動とは言えない」と強調した。複数の米メディアが8日報じた。
米高官が所管業界の企業を名指しで批判するのは異例。ダフィー氏はファーリー最高経営責任者(CEO)に宛てた書簡で、国家安全保障上の観点から、中国企業への依存を見直すよう求めた。
車載電池最大手、中国の寧徳時代新能源科技(CATL)や、自動車大手の吉利汽車、電気自動車(EV)最大手、比亜迪(BYD)との取引を問題視。「米国を代表する基幹ブランドが、中国政府の支援を受けた企業と積極的に連携しているという憂慮すべき状況だ」と語気を強めた。