ローズS2026に出走予定のイクシード(今年5月撮影、ユーザー提供:Potehanaさん) 名馬イクイノックスの全妹となるイクシード(牝3、美浦・木村哲也厩舎)が、ローズステークス(3歳牝・GII・芝1800m)で重賞初制覇を狙う。
イクシードは父キタサンブラック、母シャトーブランシュ、母の父キングヘイローの血統。母は15年のマーメイドSの覇者。そして全兄のイクイノックスは22年と23年の天皇賞(秋)を連覇するなど、GIを6勝した歴史的名馬。また、半兄のヴァイスメテオールは21年のラジオNIKKEI賞を制している。馬主は(有)シルクレーシング。生産者は北海道安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「超える。偉大な兄を超えるような活躍を願って」。(有)シルクホースクラブにおいて総額1億円で募集された。
ここまで3戦2勝。25年10月に東京芝2000mでデビューした。出遅れから巻き返し、中団後ろを追走。直線に向くと一枚上の決め手で先行勢を捕らえ、単勝1.7倍の圧倒的1番人気に応えた。その後は右前脚の橈側手根骨骨折で休養へ。約5カ月ぶりの実戦となったフラワーCでは単勝2.7倍の1番人気に推されたが、追い込み届かず0秒1差の3着。それでもゴール前の伸びは桁違いで、多くのファンに重賞級のポテンシャルを感じさせた。そして前走のカーネーションCをきっちりと差し切って2勝目をゲット。夏場は休養に充て、ここ目標に調整されてきた。これまでのレースぶりを見る限り、直線が長いコースがベター。それだけに外回りの阪神芝1800mは合うはずで、能力的にも上位人気に推されることは間違いない。
兄2頭に続く重賞制覇を果たし、秋華賞の本命候補に名乗りを上げるか。超良血牝馬の走りに要注目したい。