
福岡県警春日署は9日、同県内の自宅で知人の20代女性にわいせつな行為をしたとして、不同意わいせつの疑いで、プロ野球ソフトバンクの元選手で、女子硬式野球チーム「九州ハニーズ」監督の宮地克彦容疑者(55)を逮捕した。「わいせつな目的はなかった」と容疑を否認している。逮捕容疑は、8月17日午後10時20分ごろから18日午前6時55分ごろ、自宅で女性の下着の中に手を入れたほか、キスをした疑い。女性が21日、署に相談し、発覚した。
宮地容疑者は、香川・尽誠学園で主将、エースとして3年春夏の甲子園に連続出場。夏は準決勝で延長戦の末に大越基投手擁する仙台育英に敗れたが、4強まで勝ち進んだ。
1990年ドラフト4位で西武に入団。変化球を主体とする変則フォームの左腕だったが1軍登板はなく、93年に持ち前の打撃センスと強肩を生かして外野手に転向。2002年は100試合に出場しリーグ優勝に貢献した。
03年オフに戦力外通告を受け、12球団合同トライアウトを受けた後、ダイエー(当時)に入団。移籍2年目の05年には自己最多の125試合に出場し、プロ16年目で初めて球宴にも出場するなどブレークし、外野手としてベストナインにも選ばれた。「リストラの星」とも称されたが、翌06年は故障もあって48試合の出場にとどまり、自身2度目の戦力外通告を受けた。独立リーグでのプレーを経て、07年オフに現役引退。その後はソフトバンクや西武などでコーチを歴任。22年から九州ハニーズの監督を務めていた。
NPB通算成績は457試合出場で1151打数316安打、打率2割7分5厘、12本塁打、111打点。左投げ左打ち。
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