愛子さま 前例なき防災訓練公開をご発案!両陛下に熊本お見舞いへのご同行も強く希望の「覚悟」

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2026年09月10日 06:10  web女性自身

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「消火開始します」



そう発声された天皇陛下が、消火器のホースを握られて放水。雅子さまと愛子さまもご一緒に、ホースを握り放水に挑戦されている。



「防災の日」と定められている9月1日、天皇皇后両陛下と愛子さまは、皇居・宮内庁庁舎前で行われた防災訓練に参加された。



天皇ご一家が職員の訓練を見学された後に、水を入れた消火器から火元に見立てた的に向かって、お三方で噴射されていたのが冒頭の場面だ。ほかには庁舎内の消火栓から延ばしたホースを使う訓練など、熱心に臨まれていた。皇室担当記者はこう振り返る。



「緊急時にはどういった行動をとるべきなのか、消火器やAED(自動体外式除細動器)をどのように使うのか……天皇ご一家は赤坂御用地にお住まいになっていたころから、たびたび避難訓練や防災訓練に臨まれてきたそうです。



今回は皇居で行われた防災訓練に初めてご参加、かつその模様を公開したのも初めてのことです。



雅子さまが放水の勢いに驚き、『うわぁ』と思わず声を漏らされたり、愛子さまが挑戦なさる場面では、雅子さまが心配そうに後ろから見守られていたり……国民にもほほ笑ましく受け止められた一方で、日ごろから防災を意識することの大切さを発信することができたといえるでしょう」



同じ日、高市早苗首相や閣僚らが防災服に身を固め、神奈川県厚木市で開かれた政府の総合防災訓練に参加していた。



「自衛隊や警察・消防がヘリコプターや大型の機材を用いるような、政府が主体となる大規模な訓練も大切なことです。しかし、天皇ご一家が平服で臨まれていたシンプルな防災訓練は数多く報じられ、政府の訓練よりも国民に好意的な反響を広げました。あらためて皇室が発する存在感とその力を意識させられましたし、両陛下と愛子さまに対して国民が抱いている親近感がそういった効果を生むのでしょう。“令和流”の発信の一つの形が表れているようにも感じました」(前出・皇室担当記者)



象徴天皇のあり方を研究する名古屋大学大学院教授の河西秀哉さんは、防災訓練の初公開について次のように解説する。



「天皇ご一家の様子が報じられることで、日常的に防災を意識することの必要性を、国民に広く喚起する効果があります。



また近年の日本では、自然災害が頻繁に起き、多くの被害が生じています。人々の被害規模を少しでも小さくしていくことだけではなく、“減災”という意識も広げていこうというお考えも、ご一家の防災訓練のご様子から見受けられました」





■愛子さまは“防災”をライフワークに



今夏は、7月末に発生した熊本地震、8月中旬に発生した千葉豪雨、そして列島各地で頻繁に発生する線状降水帯による大雨被害……。あらゆる国民にとって災害が人ごとではないからこそ、両陛下や愛子さまが訓練の模様を公開された意義があると、放送作家・つげのり子さんは語る。



「一般の人でも心がけさえすれば、最小限のことから始められる防災のあり方を示されたようにも思います。緊張感の中にもにこやかに消火訓練などに臨まれる天皇ご一家のご様子は、小さな取り組みを通じて防災意識が育まれることのお手本を示されたと感じました。



なによりも昨今、国民からの声望が高まっている愛子さまが防災に関するご公務に力を注がれている意義は大きいでしょう。災害大国といわれる日本に暮らす人々の間に防災の大切さが、老若男女問わず広がることにつながっているからです」



愛子さまは大学ご卒業後に日本赤十字社(以下、日赤)にご就職。青少年・ボランティア課のお仕事を通じて、災害の苦難に直面した人々に対してどのように手を差し伸べることができるのか、日々思いを巡らされてきた。天皇家に近い宮内庁関係者はその背景を明かす。



「愛子さまにとって“防災”は、すでにライフワークの一つに位置づけられているといえます。



日赤の部署でのお仕事の中には、災害ボランティアの育成といった業務もあります。毎夏、全国から集まる代表者向けのセミナーや研修会を開催しており、実際に被災地で活動したボランティアのケーススタディや、そうした経験から“どのように備えるべきか”といった知見に接する機会を、愛子さまは非常に多くお持ちなのです。



ご公務では、昨年5月には世界災害救急医学会へご臨席。また昨年9月には新潟県で開催された『防災推進国民大会2025』に臨まれています。この防災推進国民大会は今年も10月中旬に鳥取県で開催される予定で、愛子さまも参加に前向きなお気持ちを示されているそうです。お仕事で得た知識を公務で生かし、より問題意識を磨かれていったようにもお見受けしています」





■被災者を癒すため…熊本ご同行も浮上



前例なき防災訓練の初公開は、こうした愛子さまの思いの表れだったのだ。



「天皇ご一家は日ごろから、あらゆる事柄を話し合われ、お考えを共有されていらっしゃいます。両陛下も愛子さまの防災へのご関心を理解し共感され、このたび初めて防災訓練を公開されたことについても、愛子さまのご発案からスタートした取り組みだったようです」(前出・宮内庁関係者)



そして4年前、ご成年に際しての記者会見で、



「『国民と苦楽を共にする』ということの一つには、皇室の皆様の御活動を拝見しておりますと、『被災地に心を寄せ続ける』ということであるように思われます」



と述べられている愛子さま。前出の宮内庁関係者によれば、2016年の熊本地震から10年たち、再び熊本県を襲った大地震の被害に、愛子さまも強くお心を痛めていらっしゃるという。



「9月に入ってもなお、2千人超が避難生活を強いられており、猛暑も被災者を苦しめてきました。両陛下はかねて被災地を訪れ、被災者を直接見舞われたいご意向を示されてきました。9月29日に日帰りで熊本県を訪問されるため、宮内庁や県側との調整が進んでいます。



訪問先の候補としては、被害状況が深刻な八代市や宇城市、氷川町が挙がっており、被災者へのお見舞いのほか、被災現場のご視察や復旧にあたる関係者を労われる予定です。



愛子さまも、現地で人々を励ましながら、皇族としてのご活動や日赤でのお仕事を通じ、“今後自分がどう支援に役立てるのか”とお考えになっていると伺っています。両陛下にも、熊本への同行を強く希望されているようです」



前出のつげさんも、愛子さまのご同行の実現を願っているとし、こう続ける。



「両陛下のお見舞いだけでも、被災した方々は大いに励まされるでしょうが、もし愛子さまがご一緒ならば、その柔らかな笑顔に接するだけで、つかの間であっても、疲弊した心が癒されるのではないでしょうか。



発生から1カ月がたち、被災地ではボランティアの活動が一層求められる段階となっているようです。ご見識がある愛子さまが被災地に赴かれることは、ボランティアの人々を勇気づけることにもつながると思います」



熊本で被災者を勇気づけ、そして未来の災害が生む被害を食い止める……人々が災禍に克つため、愛子さまはご家族と手を取り合い、熊本へと旅立たれる――。

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