
ただでさえお金が無い時に限って、不幸な出来事が重なることがある。投稿を寄せた大阪府の40代女性(専業主婦)は、約20年前に離婚をした後、経済的に困窮したことがある。
「1人で住むための引っ越し代やマンションの初期費用や家具など、大型の出費が重なった」
離婚に伴う慰謝料や財産分与は双方なかった。そして、1人の生活に徐々に慣れてきたあたりで癌になったという。(文:法田ひまり)
底冷えする真冬に冷水シャワー……困窮の中で起きた“恐怖体験”
やむを得ず職場に長期休暇の申請を行い、無給となってしまった。
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癌は再発だった。保険が効かない高額治療を試すが、副作用が重かった。そのため入院は長引き、退院してもマンションから出られない生活が続いたという。
普段の生活も大変だった。
「運悪く簡易なオール電化だったので、寝込んでいて昼に電気を使わないと、シャワーのお湯が貯められず水しか出ないという仕組み。底冷えがする真冬に身を切るような冷水のシャワーを浴びたのは、今考えても恐怖体験でした」
オール電化の仕様によって、思わぬ苦難を強いられることになってしまった。さらに出費がかさむ一方で収入が無い女性は、家賃を「貯金と実家からの無利子ママローン」で何とか払っていたという。
「今ならパンの耳も販売だし卵も398円だし親も頼れないし、本気でヤバいかも……」
女性は当時「豆腐に乾燥わかめを戻した物を添えたサラダ、または近所で頂いたパンの耳で作ったパンプディング」を食べて生活していたそう。しかし、当時は物価の安さに助けられたものの、近年の物価高騰に触れて恐怖を感じているようだ。
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「当時はセールの玉子がひとパック98円だったから助かりました。今ならパンの耳も販売だし卵も398円だし親も頼れないし、本気でヤバいかも……」
真冬の冷水シャワーに耐え、パンの耳で飢えをしのぐという、想像を絶する困窮の中で生きた女性のたくましさに驚かされるエピソードだ。

