画像提供:マイナビニュースシチズンの「アテッサ」から、エコ・ドライブ50周年を記念した限定モデルが登場する。テーマは、水平線に沈む太陽が一瞬だけ放つ「グリーンフラッシュ」と、極寒の夜空に現れる「パープルオーロラ」だ。構造色フィルムや蒸着技術を用い、太陽と地球が生み出す希少な光景を2つのカラーで表現した。
1976年、シチズンは世界初のアナログ式光発電時計を発売した。現在の光発電「エコ・ドライブ」へとつながる技術で、2026年に50周年を迎えている。今回の新作は、その節目を記念して「光が生み出す希少な自然現象」に着目したアテッサ ACT Lineの限定モデルだ。
○一瞬の閃光「グリーンフラッシュ」
「Power of Green Flash」(CC4084-83Z)は、日没の瞬間、水平線に沈む太陽が最後に放つ極めて稀な緑色の閃光「グリーンフラッシュ」がテーマだ。
文字板の最下層には、光の屈折と反射によって色調を表現するグリーンの構造色フィルムを使用。その上にインクジェットで仕上げたブラックの層を重ね、暗い背景の奥から鮮烈なグリーンが広がる情景を描いている。構造色を簡単に言うと、光のスペクトルをコントロールして人間に「色」として認知させる仕組み。色素を使っていないことが大きな特徴だ。
サファイアベゼルリングには、ダークグリーンの蒸着を初めて用いた。ガラスの裏面には放射状のラインを描き、その上から蒸着を重ねることで、ベゼルの内側から無数の閃光が広がるように見せている。インデックスと日付窓のフレームはイエローゴールドカラーとし、ベゼルには、独自の表面硬化技術として、落ち着いたイエローゴールド色のデュラテクトアンバーイエローを施した。
○紫から青へ揺らぐ「パープルオーロラ」
もう1本の「Power of Purple Aurora」(CC4085-81Z)は、低い高度で発生し、深い紫色に輝く「パープルオーロラ」をモチーフとしている。
ブラックの文字板には立体印刷を用い、漆黒の夜空に揺らめく光を表現。3つのサブダイヤルは構造色フィルムによって、見る角度に応じてパープルやブルーへと色調が変化する。
サファイアベゼルリングはパープルからブルーへ移ろうグラデーション蒸着。都市名にはピンクゴールドカラーの蒸着、インデックスと日付窓のフレームにもピンクゴールドカラーを合わせ、ベゼルにはデュラテクトピンクを施している。
○最上位GPS衛星電波ムーブメント「Cal.F950」を搭載
外装と基本スペックは両モデル共通だ。ケースとブレスレットにはシチズン独自のスーパーチタニウム(チタニウムにデュラテクトを施した素材)を使用し、ケース径44.6mm、厚さ15.4mm。ケースとブレスレットのブラック部分はデュラテクトDLCだ。風防はクラリティ・コーティング付きのデュアル球面サファイアガラス、防水性能は10気圧となっている。
ムーブメントは、エコ・ドライブGPS衛星電波時計の最上位となる「Cal.F950」を搭載。時刻情報のみを受信する場合は、世界最速レベルとなる最短3秒での受信に対応する。ホームタイムとローカルタイムを表示し、2ステップで世界の時刻に合わせられる「ダブルダイレクトフライト」も備える。
「Power of Green Flash」(CC4084-83Z)、「Power of Purple Aurora」(CC4085-81Z)ともに2026年10月1日発売予定。いずれも価格は37万4,000円、世界限定1,500本。
ケース/ブレスレット素材:チタン
ケースサイズ:横44.6mm×厚さ15.4mm(設計値)
風防:デュアル球面サファイアガラス(クラリティ・コーティング:光の透過率を約99%まで高めたシリコン化合物の多層コーティング)
中留:三ツ折れプッシュタイプ、フィットアジャスター
防水性能:10気圧防水
ムーブメント:クオーツ式「Cal.F950」
精度:月差±5秒(非受信時)
駆動時間:フル充電時約5年(パワーセーブ作動時)
主な機能:GPS衛星電波受信(位置情報取得、自動時刻受信)、ワールドタイム(39時差、サマータイム対応)、1/20秒クロノグラフ(24時間計)、アラーム、パーペチュアルカレンダー、JIS1種耐磁、衝撃検知、針自動補正(林利明)