※画像は生成AIによるイメージです―[結婚につながる恋のはじめ方]―
皆さん、こんにちは。結婚につながる恋のコンサルタント、山本早織です。
◆実は婚期が長引いてしまう人の特徴
婚活のご相談を受けていると、「普通はこうですよね」「これくらい当たり前ですよね」という言葉を口にする方ほど、実は婚期が長引いてしまう傾向があると感じます。
今日はその心理的なからくりと、抜け出すための考え方をお伝えします。
◆「普通の結婚相手像」が硬直化していく
心理学に「スキーマ」という概念があります。
これは私たちが過去の経験から作り上げる「物事はこうあるべき」という認知の枠組みのことです。20代の頃に形成された「普通の結婚相手像」は、本人が気づかないうちに年齢とともに硬直化していきます。
新たな出会いを得たり、新しい価値観に触れたりする機会が減ると、スキーマは更新されず、逆に「当たり前の基準」だけが心の中で純化されていくのです。
◆「普通」という物差しが厄介
さらに厄介なのが「確証バイアス」です。
一度「普通は年収600万円以上稼げるでしょ」「普通は共働きなんてしない」「デートは割り勘が当たり前」といった基準を持つと、脳はその基準に合わない相手の欠点ばかりを無意識に探してしまいます。
つまり「普通」という物差しは、良い出会いをふるい落とすフィルターとして機能してしまうわけです。
◆お見合いは50回を超えるも…
すぐるさん(42歳・仮名)は大手メーカー勤務。
「普通、家事は女性がメインでするモノでしょ」「結婚相手は僕より年下が当たり前」という言葉が口癖でした。
婚活を始めて3年、お見合いは50回を超えましたが、いつも「なんとなく違う」「普通はこんなこと言わない」などという理由でお断りが続いていました。
◆“普通”は、育った環境から受け継いだ基準だった
セッションですぐるさんに「その“普通”や当たり前はいつ、誰から学んだものですか」と尋ねると、しばらく沈黙した後、「そういえば……母がよく言っていた言葉かもしれません」とおっしゃいました。
ご本人の価値観ではなく、育った環境から受け継いだ基準だったと気づいた瞬間でした。
そこから「普通」ではなく「自分が一緒にいて心地よいと感じる基準」に置き換えて相手を見るようにしたところ、半年後には共働きで年上の女性とご成婚に至りました。
◆対処法はシンプル
対処法はシンプルです。
「普通は〜」と思ったときに、「これは事実か、それとも自分の仮説か」と一呼吸置いて問い直すこと。IBJの成婚白書でも、条件へのこだわりが強い会員ほど活動が長期化する傾向が示されています。
基準を減らすことは妥協ではなく、選択肢を正しく評価するための土台づくりなのです。
「普通」を手放した先にこそ、思いがけないご縁が待っています。
文/山本早織
―[結婚につながる恋のはじめ方]―
【山本早織】
1985年、東京生まれ。アイドル、銀座のホステスなどを経て、現在は恋愛コンサルタントとして結婚したい男女に向けて情報や出会いの場を提供する。「最短成婚成功の秘訣マガジン」をLINEで配信中。公式ホームページ「結婚につながる恋のコンサルタント 山本早織」(Xアカウント:@yamamotosaori_)