【フィギュア】ドーピング違反のワリエワ、中立選手資格“剥奪”で国際大会復帰は幻に…正式発表

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2026年09月10日 17:04  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

カミラ・ワリエワ(2022年2月撮影)

2022年の北京オリンピック(五輪)にロシア・オリンピック委員会(ROC)の女子代表として出場し、ドーピング違反が発覚したカミラ・ワリエワ(20)に対して認められていた「個人の中立選手(AIN)」資格が、正式に取り消された。10日、国際スケート連盟(ISU)が発表した。


声明によると、国際大会への参加を見据えて234選手が中立性の申告書を同連盟に提出し、個別に参加資格が審査された結果、ISUはワリエワと、同じく男子の北京五輪代表だったマルク・コンドラチュク(23)が「AINとして参加するための要件を満たさなくなった」と判断された。コンドラチュクは異議を申し立てていたが、却下された。


ISUが定める参加不適格基準のうち1つでも該当すると認定された場合、個人はAINとして大会参加資格を有さなくなる。


その条件は(1)ロシアまたはベラルーシの軍隊、もしくは国家安全保障機関に現役として所属している場合(2)22年2月以降、どの時点においてもウクライナに対する戦争の軍事作戦に積極的に参加していた場合(3)22年2月以降、戦争を積極的に、かつ公に支持した場合、となっており、ワリエワも該当すると判断された。


決定に先立って、ウクライナ連盟がアクションを起こしていた。ワリエワが、侵攻に絡んで制裁対象となっているタチアナ・ナフカさん(06年トリノ五輪アイスダンス金メダルで)のクラブを代表して出場することを問題視。再審査を求める書簡をISUに送っていた。


また、ISUはアイスダンスのアレクサンドラ・ステパノワ、イワン・ブキン組についても、AINとしてISU主催大会に出場するための要件を満たしておらず、今後の試合に参加させないことも決定した。


ワリエワは、ドーピング違反を21年12月にしていたとされる疑惑が北京五輪の開催期間中に発覚。失格となり、ROCが金メダルだった団体の成績が変更されて、銅メダルだった日本は銀に繰り上がった。金は米国になった。


その後、ワリエワには4年間の資格停止処分が下されていたが、期間が明けてAIN資格取得を申請。今季の国際大会に復帰できると見込まれていた。

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