今後の円相場どうなる?米ベッセント財務長官「今や私が“胴元”」発言で円安けん制【Nスタ解説】

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2026年09月10日 21:22  TBS NEWS DIG

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TBS NEWS DIG

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先週から今週にかけて急速に進んだ円高。背景にはアメリカ・ベッセント財務長官の相次ぐ発言がありますが、円相場のゆくえをめぐり、「今や私が『胴元』だ」と述べました。発言の狙いはどこにあるのでしょうか。

【写真で見る】今後、市場はどうなっていくのか?

人気カフェにも影響する円相場 米財務長官の“異例発言”で急速に円高進行

ハワイ料理が人気のカフェにも円相場の影響が…

記者
「若者を中心に人気のアサイーボウルも仕入れ値が上がっているということです」

イチゴ、ブルーベリー、バナナをふんだんに使ったアサイーボウルは、輸入食材が中心でした。

BONDI CAFE Nakameguro 小川義之さん
「輸入系の食材も多いので、ここ最近ずっと円安続いてた中で、じわじわ値段が上がっているな。(円高になって)金額は安い方がそりゃいいとは思いますので、食材が下がってくれれば、金額も下げられるかなと感じます」

人気のカフェの仕入れも悩ます円相場。9月に入り、1日の夕方、1ドル=160円あまりだったのが、8日には152円台と、7円以上、急速に円高が進行しました。

背景には、日銀の利上げペースが速まるという市場の観測があります。

さらに、後押しとなったのが、異例とも言えるこの人の発言。

アメリカ ベッセント財務長官
「タカイチノミクスの時代だ。もう“リフレ(金融緩和)政策”は止めるべきだ」

ベッセント長官の「日銀は円高につながる措置をとると確信している」「リフレ政策をやめろ」との発言に市場が反応。さらに…

アメリカ ベッセント財務長官
「私は市場には出ない非対称な情報をもっている。胴元は私だ。私に反対して賭けたいのなら構わない」

「円売り」を仕掛けてきた投機筋に対し、手を引くよう“退避勧告”ともとれる発言。

ただ、海外の政策当局者が一国の金融政策にここまで言及するのは極めて異例で、正当性が問われています。

その思惑は…

TBS経済部 民間キャップ 古市啓一朗 記者
「ベッセント長官の相次ぐ発言は、円安が進むと、米国の長期金利の上昇圧力が一段と進む要因にもなるので、“日本が政策を是正するべき”という米国側の事情が働いています」
「ベッセント長官はもともとヘッジファンド出身で、市場側の人なので、その長官自身が市場を自分の思うように動かそうとすることにも危うさがあり、市場は今のスタンスがどこまで続くか見極めようとしています」

米財務長官「私が胴元」発言で、今後の円相場どうなる?

井上貴博キャスター:
ベッセント財務長官は「今や私が胴元だ」と、かなり踏み込んだ強硬な発言をしました。

みずほ総合研究所・服部直樹チーフ日本経済エコノミストによると、「財務長官の市場への直接発言は“異例”であり、これは裏返すと強い危機感の表れでもあるのではないか」と話しています。

最近の円相場の動きを見ると、歴史的な円安が進んでいました。

日米の協調介入が行われて円高に振れた後、また円安に向かっていく中で、大きく円高に振れ、8日に一時1ドル=152円台になりました。実際に市場は反応しています。

今後、市場はどうなっていくのかについて、みずほ総合研究所・服部直樹チーフ日本経済エコノミストは「5分5分」と話しています。

日本の中央銀行にあたる、アメリカのFRBの会合が15日〜16日(現地時間)に開催されます。ここで利上げするか否か、どのような判断をするのかが焦点だと指摘しています。

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