折りたたみ「iPhone Duo」を触って実感した“Appleらしさ” 現地からファーストインプレッション

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2026年09月11日 10:51  ITmedia Mobile

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開くと7.6型のディスプレイを利用できる「iPhone Duo」

 米Appleは9月9日(現地時間)、スペシャルイベントを開催。同社初の折りたたみとなる「iPhone Duo」と「iPhone 18 Pro」「iPhone 18 Pro Max」「Apple Watch Series 12」「Apple Watch Ultra 4」「AirPods 5」を発表した。


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 イベントではタッチアンドトライも開催されたので、iPhoneの3モデルについて、ファーストインプレッションをお届けしたい。


●iPhone Duoは「Appleだからこそ作れる折りたたみスマホ」


 まず、注目はiPhone Duoだろう。閉じたら5.4型、開くと7.6型になる。重さは254gだ。


 実際に持ってみると、閉じたときにはやや重たく感じるような気もするが、開くとそこまで重量感を抱かない。閉じたときの表面積がコンパクトなので、携帯性は上がっているように感じる。


 折りたたみスマホといえば、やたらと「折り目」を気にする風潮がある。


 iPhone Duoは画面にNano-texture仕上げを施しているため、光が反射せず、かなりフラットに見える。ディスプレイを消灯した状態は確認できなかったが、点灯しているときは折り目が気になることはほとんどなかった。


 個人的に気に入ったのが、インカメラだ。アンダーディスプレイカメラとなっており、コンテンツ視聴時でもカメラのパンチホールが一切、見えない。


 アンダーディスプレイカメラは、かつてサムスン電子も採用していたが、薄型化を追求する際に「画質が悪い」という理由で、アンダーディスプレイカメラをやめてしまった。


 iPhone Duoはアンダーディスプレイカメラの画素数を公開していない。スペックを公開することに引け目を感じているのか、気になってiPhone Duoのアンダーディスプレイカメラで撮影してみたが、画質が悪いとは感じなかった。


 iPhone Duoを触っていて実感するのが「Appleだからできた折りたたみスマホ」ということだ。閉じた状態で外側のディスプレイに表示されているコンテンツが、開いても内側のディスプレイで継続して表示してくれる。


 Netflixのアプリでは、本体を途中まで開いた状態で、外側のディスプレイで映像を表示したのち、ノートPCのように開いた際には画面半分に再生ボタンなどを表示する。もちろん、画面いっぱいでの表示も可能だ。


 本体を開いたり閉じたりしても、アプリがスムーズにその形に合わせて表示してくれるのが心地いいのだ。アプリ側の対応も必要だろうが、このあたりのユーザー体験はハードとOS、両方を手掛けるAppleだからこその機能といえる。


 1つの画面に2つのアプリを表示させるのも、何も説明を受けなくても、すぐに行うことができた。かつて「iPhoneは直感的な操作が魅力」と言われていたが、折りたたみになっても「直感的に使える新しい操作性」は失われていないように感じた。


 実は8月から比較用にとサムスン電子「Galaxy Z Fold 8」を使っている。Galaxy Z Fold 8は本体を開いた途中で形を保持できる「フレックスモード」が使えない。実際に使っているときには「フレックスモードがなくてもいいかも」と思っていたが、ほぼ同等サイズのiPhone Duoでフレックスモードが使えるのは、やはり便利かもしれないと思うようになってしまった。


 就寝中はフレックスモードにしておき時計を常に表示。ビデオ会議もノートPCのようにテーブルの上にiPhone Duoを置いて参加できる。


 今回、iPhone Duoはアンダーディスプレイカメラやフレックスモードなど、サムスン電子がこれまでGalaxy Z Foldシリーズで断念してきたものを、いくつも拾って搭載してきているのが面白い。


●iPhone 18 Proの可変絞り搭載カメラはクリエイターに喜ばれそう


 iPhone 18 ProとiPhone 18 Pro Maxは前モデルと比べて見た目やデザインなどは全く変わっていない。カラー展開が異なるぐらいだろう。


 そんな中、カメラにおいては「可変絞り」に対応するようになった。オートでの撮影も可能だが、F1.48、F1.8、F2.8、F4.0の4つから選べる。


 実際に試してみたが、確かに背景をぼかしたり、深い被写界深度にして奥まできっちり撮影してみたりと、写真を撮る楽しみが増えるように感じた。


 実際にカメラの中をよく見てみると、羽根が動いているのを確認できる。可変絞りはかつて、Androidスマートフォンのメーカーも採用していたことがあるため、決して、目新しい進化ではない。


 ただ、iPhone 18 Pro、iPhone 18 Pro Maxは一般向けというよりもプロのコンテンツクリエイター向けという位置付けであるだけに、可変絞りの搭載は、特に写真に徹底的にこだわりたい人には喜ばれそうだ。


 今回、発表となった3モデルは、いずれもかなり高額だ。どちらかといえば「Appleが大好きな人」「iPhoneで映像や写真を作っているプロ」に向けた製品といえそうだ。


(取材協力:Apple Japan)



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