社債情報のインフラ整備=売買活性化、資金調達支援―金融庁

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2026年09月12日 08:02  時事通信社

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時事通信社

 社債を売り買いする流通市場を活性化させるため、金融庁が価格情報のインフラ整備に乗り出す方針を固めたことが11日、明らかになった。業界団体と連携し、情報システムの設計・構築を後押しする。機関投資家が社債を売買しやすくすることで、企業の成長投資に向けた資金調達をサポートする。

 金融庁が2027年度概算要求に関連予算を盛り込んだ。現在は日本証券業協会が一部の銘柄について、価格や償還日、利率などを公表しているが、対象を広げた上で、取引情報を見やすくし、透明性を高めたい考えだ。

 社債は、企業が市場から資金を調達するために発行する債券。購入した投資家は定期的に利息を受け取り、企業が倒産しなければ満期時に元本が償還される。大型の設備投資やM&A(合併・買収)など企業の資金需要の高まりに対応するため、調達手段の多様化が課題となっている。

 日本企業の多くは銀行からの融資に依存しているため、政府は7月に策定した金融戦略でも、社債市場について「米国と比べ発行体、投資家ともに少ない状況にある」と指摘。政府は産業競争力強化法を改正し、小口や低格付けの社債発行を促すための規制緩和も進めている。 
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