月刊ロレックス相場通信 第1回 ロレックス「ランドドゥエラー」が1カ月で35万円下落…“新作プレ値”はどこまで下がる?

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2026年09月12日 12:01  マイナビニュース

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中古市場で高い人気を誇るロレックスだが、その相場は常に一定とは限らない。本連載では、腕時計専門店「OURO」の買取実績をもとに、前月から価格が大きく動いたモデルをピックアップ。いくら上がったのか、あるいは下がったのか、その背景とともにロレックスの最新相場を読み解く。



本記事では2026年7月と8月の買取相場を比較。今回、価格差がもっとも大きかったモデルはロレックス「ランドドゥエラー40 Ref.127334」である。

※本記事の価格はOUROの買取実績にもとづく金額。相場は2026年9月2日時点で確認済み

ロレックス「ランドドゥエラー40 Ref.127334」の相場が下落


OUROの買取相場では、2026年7月5日時点で423万円だった買取価格が、8月2日時点では388万円まで下落した。約1か月で35万円、率にして約8.3%の下落となっている。



さらに6月28日には426万円を付けており、直近の高値から見ると38万円下落している。



2025年に発表された新しいコレクションということもあり、登場直後の高いプレミアム相場から、徐々に価格が落ち着いてきている局面と考えられる。


6月末から8月上旬にかけての週ごとの推移は、OUROコラムでグラフとともに公開中



ロレックス「ランドドゥエラー Ref.127334」はどんなモデル?



「ランドドゥエラー」は2025年に発表されたロレックスの新コレクション。Ref.127334は40mmケースにオイスタースチールとホワイトゴールドを組み合わせ、ハニカムモチーフの文字盤とケース一体型の「フラットジュビリー」ブレスレットを採用する。新開発のムーブメント「Cal.7135」を搭載するなど、デザイン・機構の両面で従来モデルとの差別化が図られている。


約38万の相場下落。その原因は?



今回の下落については、ランドドゥエラー固有の人気低下というよりも、新作モデル特有の価格形成が正常化してきた影響が大きいと考えられる。



ランドドゥエラーは新しいコレクションとして登場したため、発売当初は市場への流通量が限られ、新作を早期に入手したいという需要が集中し、定価を大幅に上回るプレミアム価格が形成された。



一方、新作から時間が経過して流通量が増えてくると、この「新作プレ値」は徐々に縮小していく。



特にランドドゥエラーは、8月2日時点でもRef.127334の買取相場が388万円と、定価243万3,200円に対して依然として大きな価格差がある。



こうした定価と実勢相場の乖離が大きい新作モデルは、「どの価格が適正な相場なのか」という基準が市場内で形成されるのに時間がかかる。



既に長期間売買されている定番モデルであれば、同一モデルの別型番の過去の相場や流通量、売買実績から一定の価格帯が意識される。一方、登場して間もないモデルではその基準となるデータが少ないため、需給が変化した際に価格が段階的ではなく、大きく調整されやすい傾向がある。



近年では2023年に登場したRLXチタン製ヨットマスター42「Ref.226627」でも、新作直後の高いプレミアム価格から相場が徐々に下落していく、今回と似た値動きが見られた。そのためランドドゥエラーについても、単純に「35万円下落した」という点だけではなく、新作プレ値がどこまで縮小し、市場がどの価格帯を適正水準として形成していくのかが、今後の相場を見るうえで重要なポイントになると考えている。



OURO事業部の辻野雄弥部長は「新作は相場の基準ができるまで値動きが大きくなりやすい。数字の上下だけでなく、どの価格帯に落ち着くかを見ておきたい」と話している。


型番別の買取相場の推移は、OUROコラムで公開中。


辻野 雄弥 つじの ゆうや OURO創業期より事業に参画。国内外の営業基盤をゼロから構築し、現在20カ国以上に広がる販売ネットワークの構築および拡張を実現。年間取引高1600億円規模における取引判断を主導し、真贋判定、相場判断、販売先選定を含む意思決定を統括。商材面においても定番モデルから希少モデルまでの幅広い取引経験を有し、営業および事業成長を現場起点で牽引している。
https://brandouro.com/ この監修者の記事一覧はこちら(PREMIUM編集部)

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