《横浜市親子間殺人》近隣住民が語った、娘に母の「起きて」の叫び…刃を向けた“子煩悩だった”70歳・父親の豹変

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2026年09月15日 07:00  週刊女性PRIME

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週刊女性PRIME

9年前ごろの容疑者(SNSより)

 横浜市神奈川区のアパートで同居する次女(19)を刃物で刺して殺害したとして県警神奈川署は9月3日、父親の無職・嶋崎正明容疑者(70)を逮捕した。

次女を殺害後に自死か

 事件は8月22日に発生。大雨の夜、外出先から帰宅した容疑者の妻が「娘と夫が血だらけで倒れています」と119番通報した。

「父娘は別々の部屋で倒れていたそうです。次女の上半身には複数の刺し傷があり、容疑者の腹部にも刺し傷がありました。次女は同日午後7時半過ぎに搬送先の病院で死亡が確認されました。容疑者は命に別条はなく、次女を刺したあとに自死を図ったとみて警察が経緯を調べています」(全国紙社会部記者)

 容疑者は「刺したのは間違いないが、殺意はなかった」と否認しているという。

 木造アパートの2LDKの部屋で容疑者と妻、次女の3人暮らし。十数年前から住んでいるようで、当初は長女も含めた4人家族だった。

「嶋崎容疑者は数年前まで塗装職人をしていて、実年齢より10歳は若く見えます。恰幅がよく、昔はヤンチャだったような雰囲気でした。若い男性職人と一緒に車に塗料缶を積むなど汗を流していましたよ」(近所の60代女性、以下同)

 高圧洗浄機を使って掃除をするのが好きだった。

「洗車したり、アパートの共用階段を洗い流したり、冬にはアパート前に積もった雪を放水で溶かしていました。“曲がり角は危ないから”とずっと先の路肩まで除雪し、“大変ですね”と声をかけると、“そうですね、あはは”と笑い飛ばしていました」

 背すじを伸ばして歩き、ハキハキと挨拶するタイプだという。しかし、4、5年前に見かけたときは別人のようになっていたとも。

「何があったのか、肩を落として元気のない様子でした。“こんにちは”と声をかけても、ボソボソと口ごもるばかりで、らしくないんです。それ以降はあまり見かけなくなりました」

 容疑者の“闇”が垣間見えるエピソードだ。

「マメで子煩悩」な素顔

 次女は、自宅から専門学校に通っていた。近所の別の女性は言う。

「ごく普通のお嬢さんです。高校生くらいまでは顔を合わせるたびに挨拶してくれました。不良ではありませんし、いつも制服姿だったのでまじめに通学していたはずです。将来を悲観するような要素は、まったく思い当たりません」

 娘が幼少のころ、容疑者は幼稚園などで若い父親たちに交じっても臆することなく、卒園式や行事に参加していた。

「夏にはアパートの敷地内にビニールプールを作ってあげて、娘さんはキャッキャと言って水遊びを楽しんでいました。年をとって授かった子だから、孫みたいでかわいかったんでしょう。家族みんなで手持ち花火をしたりね。マメで子煩悩な父親だな、と感心したものです」(前出の60代女性)

 思春期を過ぎて、父娘関係がどう変化したかはわからない。そして、その夜はやってきた。

「事件の日、警察官らが駆けつける中、お母さんが娘さんに“起きて”“起きなさい!”と必死に呼びかける声が聞こえました。仲がよさそうだったのに、どうしてこんなことになってしまったのでしょうか」(近所の男性)

 父娘をめぐって事前にトラブルなどは確認されていない。容疑者宅からケンカする声を聞いた近隣住民もいなかった。

週刊女性2026年9月29日・10月6日号

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