
宿泊学習や林間学校は、子どもが親元を離れて生活する貴重な経験です。一方で、帰宅後の荷物を見て「どうしてこんな状態に?」と驚いた経験があるママもいるのではないでしょうか。
『小学5年生の娘が、林間学校から帰宅した際の荷物のまとめ方に衝撃を受けました。入浴時に使うナップザックへ洗濯物をぎゅうぎゅうに詰め、そのまま別で持ち帰ってきました。一方で、メインバッグには本来入っているはずの衣類がなく、荷物がスカスカ。「整理する時間がなかった」と娘は言っていましたが、なぜそうなるのか理解できません』投稿者さんは「脱いだ服をどこへ入れるかまで説明していなかった」「マルチタスクが苦手な子なので、もっと具体的に話しておけば良かったかもしれない」と振り返っています。
林間学校の荷物は多い。気持ちがわかる
まずは投稿者さんの驚きに共感するコメントが寄せられました。
『荷物をバラバラに持ち帰るほうが難しいよね?』
『ナップザックに全部詰めたまではわかるけれど、それをメインのカバンに入れないのはなんで? と私も思うよ』一方で、娘さんなりに合理的に考えた結果ではないかという見方もありました。
『私なら、汚れものをひとまとめにしてくれて助かった! と思う』
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どう片付けるか考えるのは、経験がなければ難しい
娘さんの行動について、「普段の経験が影響しているのでは」と考えるママも少なくありませんでした。
『普段から投稿者さんが、何でもかんでもやってあげているなら仕方ないと思う』
『旅行の片づけを、子どもと一緒にやらせていなかったのかな? 見せておかないとピンとこないよね。所詮は子どもだもん』子どもにとって、宿泊先で荷物を整理するのは大人が思う以上に難しいものです。限られた時間のなかで着替えや入浴、友だちとの交流をしながら片づけるのは、慣れていなければ戸惑うこともあるでしょう。「できて当たり前」と考えるのではなく、普段から旅行や帰省などを通して実際に経験を積むことが必要なのかもしれませんね。
脱いだ服はどこに?次につながる声かけを
「今回を学ぶ機会にすればいい」というアドバイスも寄せられています。
『将来困らないように、整理整頓しようよって声かけを続けられる範囲でやる。準備段階でやらせても良かったと思う』
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『今回を教訓に、荷物の仕分けについてこれから教えてあげればいい』投稿者さんは着替えを小分けに準備していましたが、「脱いだ服をどこへ入れるか」までは説明していなかったと振り返っています。そのため、娘さんは「汚れたものをきれいなバッグへ戻してはいけない」と考え、ナップザックへまとめた可能性もあるのではないでしょうか。大人が当たり前だと思っていることでも、具体的に教えられなければ子どもにはわからないことがあります。一つひとつ手順を確認しながら経験を積むことが、生活力につながるのかもしれません。
無事に帰ってきたことがなにより
最後は、肩の力を抜いて考えてほしいという声が集まりました。
『全部持ち帰っただけで偉いと思う』
『無事に帰ってきてくれただけでオッケー』
『集団行動のときって分刻みで行動が決められているから、まだ慣れてないし、大目に見てあげて』
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『友だちとワイワイやっていて、適当に荷物を突っ込む場合もあると思う』林間学校では、先生の指示に従いながら短時間で着替えや荷物整理をしなければなりません。友だちとの会話や次の予定もあり、自宅のように落ち着いて片づけられる環境ではないでしょう。もちろん、整理整頓を身につけることは大切です。しかし、それは一度で完璧にできるようになるものではないのでしょう。今回の経験を振り返りながら、「次は汚れた服をここへ入れようね」「帰ったら自分で荷物を片づけてみよう」と具体的に教えていけば十分ではないでしょうか。
宿泊学習の目的は、荷物をきれいに持ち帰ることだけではありません。友だちと協力し、自分で考えて行動し、多くの経験を積むことも大切な学びではないでしょうか。荷物の詰め方に目が向きがちですが、元気に帰宅し、新しい経験を積んできたことを認め、そのうえで次につながる声かけをしていくことが、子どもの成長を支える一歩になるのかもしれませんよ。
文・岡さきの 編集・あいぼん イラスト・わたなべこ
