
今回はその中から、東京都に住む64歳女性のエピソードを紹介します。一体どのようなことにお金を使っているのでしょうか。
回答者プロフィール
・年齢:64歳・現在の雇用形態:無職(年金生活)
・直近の職業:派遣社員
・現在の世帯年収:350万円(夫300万円、妻50万円)
・貯蓄:800万円
・孫にかかる年間費用:20万円
「外食費がかかるのが、しんどい」
女性には4歳の孫がいて、車や電車で1時間ほどの距離に暮らしています。これまでの数ある出費の中で、女性が孫のために使って一番よかったものとして挙げたのは、孫に贈った「ベッド」でした。「娘が言い聞かせているのだろうけど」と前置きしつつ、孫がいつも感謝してくれることがうれしいと言います。
孫の反応に喜ぶ女性ですが、いくらかわいい孫のためとはいえ、一緒に食事に行くと一度にまとまったお金が出ていくため負担に感じているそう。
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孫にお金を使い続ける理由
女性は海外旅行に行くのが趣味で、これからも続けていきたいと言いますが、孫への出費のために、旅行のホテル代を抑えてやりくりしたりしています。「もう少しグレードのいいホテルに泊まりたかったのですが、安いホテルにしました。こうした費用は一気に削減できますが、例えば食費などを削るのは、今の物価高では大変過ぎる」
自分の趣味も維持できるよう家計のバランスを取りながら孫と向き合っています。孫にお金を使い続ける理由について、女性はこう語ります。
「もちろん孫はかわいいですが、やはり娘のため。娘を愛しているから、できる範囲で、孫を育てる娘へお金を使い続けたい」
もっとも、年金だけでは足りないという不安もあり、そろそろ孫への出費は減らそうとも考えているそうです。娘には孫への出費を控えるとは直接言っていないものの、生活費への不安や物価高で年金だけでは足りないことは、折に触れて伝えていると言います。
「成長してくれば、少しずつ距離を置くことになるかなとは思います。頻繁に会うのではなく、たまに旅行に行くなど、メリハリをつけようと思います」
孫への愛情の先には、娘への思いがあります。そして、その関わり方も、自身の生活を見つめつつ、これから少しずつ変えていくようです。そんな見通しを持っているエピソードでした。
<調査概要>
孫へのお金の使い道に関するアンケート
調査方法:インターネットアンケート
調査実施日:2026年7月27日〜8月10日
調査対象:孫がいる60〜80代の51人(男性23人、女性28人)
※回答者のコメントは原文をベースに一部整えています。
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(文:All About 編集部)

