
ある美術館が紹介した、“思わず目を疑う光景”がX(Twitter)で話題です。記事執筆時点で投稿は60万回以上表示され、約1万6000件の“いいね”を獲得しています。
注目を集めたのは、ヴェネチアン・グラス専門の美術館「箱根ガラスの森美術館」公式Xアカウント(@GarasunomoriWeb)が公開した庭園の様子。そこには、まるで宝石のようにキラキラと輝く“ススキ”が無数に生えていたのです!
風で静かに揺れる穂は見慣れた印象ですが、幻想的なまでのきらめきを放っており、まるで夢の世界のようです。こ、これは現実なのか……?
実はこちらの正体は、約300本にも及ぶ、クリスタルガラスを使用したオブジェ。草丈は約1.5メートルで、1本あたり約100粒のクリスタルガラスが取り付けられているのだそうです。
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投稿には「なにこれすごい」「めっちゃきれい」「美しい」「行きたすぎる」「銀河鉄道の夜のススキはこういう感じなのかも…」などのコメントが。
また「ここ館内も素敵なんだよねぇ」「箱根ガラスの森美術館大好き 毎年行く」といった、美術館に実際に訪れた人たちからの声もみられます。
ねとらぼ編集部は、反響を呼んだ庭園のオブジェについて、箱根ガラスの森美術館の担当者さんにお話を伺いました。
――さまざまなオブジェを庭園で公開していますが、すべて同じ工房で作られたものでしょうか?
当館の専属スタッフが中心に制作しています。ガラスの粒の取り付けなどは館員総出で行うこともあります。
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――制作時間はどれくらいでしたか?
300本以上のクリスタルガラスのススキは、おおよそ半年程かけて制作されました。ススキの形状になるまでに、ススキの穂、茎や葉、全てが手作業での制作です。1本に約100粒のクリスタルガラスを一粒ずつ取り付けて展示しています。
――今回Xでの反響を受けて、感想などあれば教えてください
四季折々の箱根の美しさをガラスで表現したいとの思いで、秋に向けて制作された『クリスタルガラスのすすき』ですが、2010年から毎年展示され、今年で16年目です。朝夕の太陽の向きや天候、また初秋から晩秋にかけ、景色の移ろいなどで輝きが異なります。幻想的な輝きを、是非直接でご覧いただきたく思います。
また、11月1日からは庭園にガラスのクリスマスツリーも展示されるので、ツリーとススキのコラボもご覧いただけます。11月上旬の紅葉がすすむ頃、ガラスが夕日の反射でピンク色に染まる瞬間に出会えたらラッキーです。
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今回注目を集めた「クリスタルガラスのススキ」は8月18日〜11月23日まで展示予定で、冬ごろにはクリスタル・ツリー、春ごろにはサクラや藤の花など、その時期の自然に合わせた展示が行われているとのこと。同美術館の庭園では他にも、ガラスのバラや、高さ約9メートル・全長約10メートルのアーチ「光の回廊」が通年展示中です。
なお現在は、30周年記念の特別企画展として、“西洋絵画に描かれたヴェネチアン・グラス”という視点から、その歴史と魅力を紹介する「描かれたヴェネチアン・グラス〜箱根ガラスの森美術館コレクション〜」が開催中。会期は2027年1月11日までとなっています。
画像提供:「箱根ガラスの森美術館」公式アカウント(@GarasunomoriWeb)
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