日本経済新聞社=東京都千代田区 日本経済新聞社は16日までに、営業担当者が広告冊子の部数を多く伝え、2社から数千万円ずつ不正に広告料を受領していたと発表した。日経新聞社は動機や組織的関与の有無を調べるため、外部の弁護士に調査を委任した。
同社によると、過大請求していたのは、朝刊に折り込んで配布する広告冊子「THE NIKKEI MAGAZINE」のうち、2022〜26年に首都圏や関西圏で配布された計29冊。1冊に付き本来より約1万5000〜25万部多い部数を広告主に伝え、それを基に広告料を請求していた。
過大に提示した部数は4年間で計約250万部に及ぶ。広告主から指定された地域以外に配布したり、古い部数を提示したりしていたという。広告主から指摘を受け、発覚した。
日経新聞社広報室の話 広告主や読者の信頼を損なう事態で深刻に受け止めている。再発防止策を策定し、信頼回復に全力で取り組む。