
国際的な特殊詐欺拠点として摘発されたのは、月の家賃が400万円を超えるタイの高級住宅でした。日本人を含む詐欺グループの摘発の瞬間です。
記者
「バンコクの中心部から離れた閑静な住宅街で、特殊詐欺拠点の摘発があったということです。こちらが現場ですが、かなり大きな住宅です。豪邸のような建物です」
首都バンコクにある高級住宅。中に入ってみると、豪華なシャンデリアに骨とう品、まるで宮殿のようです。さらには、こんな部屋まで…
記者
「こちらのネオンの部屋はDJの機器などがあります。ここはカラオケルームだったということで、詐欺グループの娯楽の場所だったとみられています」
タイ警察はきのう、この住宅を家宅捜索。日本人4人や中国人5人を含むあわせて14人を拘束しました。
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タイ警察の幹部
「(グループを)主導していたのは中国人や台湾出身者とみられ、日本人は(詐欺の)かけ子として働いていたとみられます」
日本人を標的にしたとみられる詐欺の痕跡がいくつも残っていました。
記者
「こちらは電話をかけるスペースだったとみられていますが、被害者とのやりとりを想定したマニュアルが貼られています」
グループはまず、郵便関係者を装って電話し、「違法な荷物が配達される」などと連絡。そこに警察官役が登場し、「犯罪への関与が疑われる」などと不安感を煽りながら捜査名目で送金を指示し、金をだまし取っていたとみられています。
記者
「こちらの部屋では、CGを使って警察署のバーチャルスタジオを作っていたということです。偽の警察官の制服やカツラも残されています」
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タイ警察の幹部
「『AI Face』というシステムを使って、顔や声なども変えながら(警察を)リアルに再現していた」
こんなメモも…
「みんなの録音を聞いて、きずいたことまたは、自分の意見があれば、先生に中国語でつたえて」
当局に拘束された日本人の男は…
「(Q.日本人ですか)・・・・・・・。(Q.詐欺に関与していたんですか)・・・・・・・」
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住宅のオーナーは、月の家賃は日本円でおよそ420万円だといいます。
ほかにも、現場からは賭博の道具や違法薬物なども押収されました。
タイ警察は日本人らが特殊詐欺に関与したとみて、日本の当局とも連携しながら捜査を進めていく方針です。

