
国連の安全保障理事会は、イランへの制裁を監視する専門家パネルを延長する決議案を否決しました。イラン制裁をめぐる常任理事国の対立が改めて浮き彫りになっています。
国連安保理は17日、今月26日で期限を迎えるイランへの制裁を監視する専門家パネルをめぐり、アメリカが提出した、任期を延長するよう求める決議案を採決しました。
イギリスやフランスなど11か国が賛成しましたが、ロシアと中国が反対し、拒否権を行使したため、決議案は否決されました。
アメリカの代表
「独立した専門家パネルがなければ、制裁違反を公平に報告するための情報源を失う。監視に空白が生じ、利益を得るのはイランだけだ」
アメリカなどは反対した2か国を批判。一方、ロシアと中国は「専門家パネルを延長する法的根拠はない」などと主張しました。
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イランへの国連制裁をめぐっては、去年9月、制裁を復活させる「スナップバック」が発動されましたが、中国とロシアはこれを認めず、専門家パネルも活動できない状態が続いています。

