
買い物などで、店員さんから「お姉さん」と声をかけられた経験がある人はいますか? 親しみを込めた呼び方としてつかわれることも多い一方で、「気をつかわれている気がしてしまう」「もう若くないことを実感する」と、複雑な気持ちになる人もいるようです。
『店員とかに「お姉さん」と呼ばれはじめて鬱。もうおばさんの年だけれど、おばさんになったのだなって感じる。相手が男性だと悲しい。お姉さんと呼んだら気分を損ねないだろうと思われる見た目になったんだって』投稿には同意する声が寄せられる一方で、「気にしすぎでは」という意見もあり、さまざまな考え方が集まりました。
「気をつかわれている」と感じてしまう人も
まずは、投稿者さんの気持ちに共感するコメントです。
『めちゃくちゃわかる! 気をつかわれているって思う』
『整形外科で先生が満面の笑みで対応してくれて、お婆ちゃんだと思われたのかなと傷ついた。高齢の患者さんが多い病院だったから余計にそう感じた』
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接客では「お姉さん」は定番の呼び方
一方で、「深く考える必要はない」というコメントも寄せられました。
『私なら「お姉さんって年じゃないわ!」って笑い飛ばしちゃう』
『90代のおばあちゃんでも「姉さん!」って呼ばれているよ。そういうものです』
『店員の私も、お客様からお姉さんって呼ばれるけど別に普通。若くても年配でも、みんなお兄さん、お姉さんって呼ばれているよ』接客の現場では、年齢や立場を問わず「お兄さん」「お姉さん」と呼ぶことは珍しくないとママたち。相手の年齢を想像するよりも無難で、親しみやすい表現として定着しているようです。また、「うれしいと思うようにしたほうが幸せ」「悪意はないのだから気にしなくていい」という声もあり、前向きに受け止めたほうが精神的にもラクだとママたちは感じるようです。
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そもそもなんと呼ぶのが正解?
「ではなんと呼べばいいのだろう」という疑問も挙がりました。
『逆にこれまでなんて呼ばれていたっけ? まさか、お嬢さん?』年齢を重ねると、若い頃はなんと呼ばれていたのか忘れてしまうかもしれません。
『営業していたけれど、10代後半以降なら全員お兄さんお姉さん呼び。逆になんて言えばいいのさ』
『私は子どもたちに、年齢や性別ではなく「店員さん」「お店の方」と呼ぶよう教えています』こんな、お客さん側からの声もありました。店員にとっても、お客様への呼びかけは意外と難しいもの。「お客様」では距離を感じる人もいれば、「お姉さん」では年齢を気にする人もいます。誰もが納得する呼び方を見つけるのは簡単ではないのかもしれません。
「お姉さん」ならまだうれしいという人も
「お姉さん」よりも避けてほしい呼び方を挙げるコメントもありました。
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『ご婦人とかマダムなんて呼ばれたら鼻で笑うわ』
『「お母さん」よりマシじゃない?』
『私のことを「奥さま」って呼んでくれる人がいて、ちょっとうれしい』同じ呼びかけでも、人によって受け止め方はさまざまです。うれしいと感じる人もいれば、照れくさいと感じる人もいます。その違いもまた、呼び方の難しさといえるでしょう。
年齢を重ねることを前向きに受け止めて
「気にしすぎなくてもいい」という温かい意見も寄せられました。
『おばさん上等。10年前より自分はスケールアップしている。若い頃より今のほうが生きやすい』
『考えすぎだと思う。年を取らない人間なんていない』
『うちの母もスーパーで「お姉さん」って呼ばれているけれど、気にせず普通に買い物している。そういうところが好き』年齢を重ねることは、誰にとっても自然なことです。「お姉さん」という呼び方ひとつでも、そこに悪意があるとは限りません。むしろ、相手なりの気づかいや親しみを込めた言葉であることもあるでしょう。もちろん、年齢を意識して少し落ち込んでしまう気持ちも理解できます。しかし、呼び方ひとつに振り回されるよりも、「そういうもの」と笑って受け止められたら、少し気がラクになるのかもしれませんね。
文・岡さきの 編集・Natsu イラスト・マメ美
