
新大阪駅を降りて駅構内に向かうと、どーんと目に飛び込んでくる「大阪もちまろ菓」の大きな看板や、おみやげ売り場で聞こえる「大阪花ラング」の紹介の声。
そうしたお菓子も全部、創業220年の大阪銘菓の老舗が手がけていることをご存知ですか?
明治天皇のご下命で「恩賜の御菓子」として35万個を製造した歴史を持つ「おこし」の会社、「あみだ池大黒」のお菓子工場を取材してきました。
※記事のリンクより購入いただくと、売上の一部がPouchに還元されることがあります
【「岩おこし」の名前の由来】
最初に見学させていただいたのは、同社を代表する銘菓「岩おこし」。材料は米・ごま・生姜ととてもシンプル。
水飴で練り上げた生地は、最初はやわらかく、糸を引くような質感です。
それが伸ばされ、切られる工程で冷やされていき、最終的にはパキッと割れる固さに変化します。この固さが「岩おこし」という名前の由来なんですって。
季節や湿度によって、生地の冷え方に違いが生まれるため、職人による温度の調節が要なのだそう。
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味わいは、材料そのままにスッキリとした混じりっけなしの素材の味。お菓子としてはめずらしくグルテンフリーというところもポイントです。
【手作業で生まれる「大阪花ラング」】
続いて見学したのは「大阪花ラング」の製造ライン。可愛いお花型のラングドシャが並んで流れてくる真ん中に、ポニッ、ポニッとホイップクリームが飾られていくのがもう可愛いの!
こんなに正確に、大量に作れる機械ってすごいな〜と感心していたら、その先にバリバリの手作業工程があってビックリ。
お花の可愛さの決め手となるベリーが、ひとつひとつ手でトッピングされているんです。
担当の方によると、「機械でできなくもないんですけど、手作業で生まれる表情の違いを楽しんでいただきたくて」とのこと。裏側を知ると、手に取ったときの見え方も変わってきそうですよね。
サクッとしたラングドシャの軽さにふわふわクリームのまろやかな甘さとはちみつの香り。家にあるとつい手が伸びてしまいます。
【「大阪もちまろ菓」の食感】
最後に見学したのは「大阪もちまろ菓」。餡を包んだぽってりとした生地が、綺麗に整列してベルトコンベアの上を流れていきます。なんだか可愛い。
それがオーブンを通って出てくると、少し膨らんでぷっくりとした形状に。
焼き立てを食べさせていただいたら、アツアツでとろける〜っ! うまままま!
このとろける質感が、お店へと運ばれていくうちに個包装の中でモチッとした質感に変化するよう計算されているんですって。ムギュッと味わう餡の甘さもまた、沁みるおいしさ♪
【誰かに贈りたい大阪みやげ】
大阪には、名物がたくさんあります。粉モンの街でもあり「自分で食べたい」おみやげを探すとなると、目移りが止まりません。
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ところが大阪生まれ・大阪育ちの私でも、誰かに贈りたい、分け合いたいおみやげとなると「何にしようかな」と迷うことが結構ありました。
今回取材をさせていただいたことで、今度から、大阪みやげには迷わなくなりそう!
王道の銘菓を贈るなら「岩おこし」。甘いものが好きな方には「大阪もちまろ菓」。華やかなものを手渡したいときは「大阪花ラング」。どれを選んでも、ちゃんとおいしい。
もし大阪を旅行して、誰かに渡す手土産に迷ったら、ぜひぜひお手に取ってみてください。自分用にもちろん、おすすめです。
参考リンク:あみだ池大黒、楽天市場
執筆・撮影:森本マリ
Photo:(C)Pouch
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