
<愛知・名古屋アジア大会:競泳>◇20日◇東京アクアティクスセンター◇男子200メートル個人メドレー決勝
競泳男子200メートル個人メドレーで、日本勢がワンツーフィニッシュした。24年パリ五輪400メートル個人メドレー銀メダルの松下知之(21=東洋大)が1分55秒30で金メダルを獲得した。自己ベストを0秒21更新し、競泳ニッポンの金1号となった。銀メダルの17歳小島夢貴をラスト5メートルで逆転して0秒06差で退けた。女子50メートル平泳ぎでは鈴木聡美(35)が、5大会連続メダルとなる「銀」を獲得した。
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取材エリアに現れた松下は「よっしゃー勝った! 優勝できました!」と、素直に喜んだ。ラスト50メートルで小島とのデッドヒートを繰り広げる。先行されるも、タッチの差で頂点を手にした。電光掲示板で結果を確認するまで勝敗が分からず。勝利を知って安堵(あんど)した。「夢貴より少し長く生きているので、そこの差が出た」と笑った。重圧による緊張もはねのけて手にした金メダルだった。
最後に得意の自由形で逆転するはずが、先行する小島を抜けそうで抜けない。近年、国内ではなかなかないレース展開に「焦りました」。ただ泳ぎは乱れなかった。リズムを崩さず最後まで集中して、自己ベストを更新。「強い気持ちが最後タッチにつながった」とうなずいた。
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頼もしい後輩の登場を歓迎する。これまでは瀬戸大也ら先輩の背中を追う立場も、パリ五輪銀メダリストとして、追われる立場になった。高め合える若き戦力の台頭に「負けられない。今までと違った刺激になる。すごい楽しい」。自らの成長にもつなげている。
22日の400メートル個人メドレーとの2冠を狙う。日本記録保持者として、もう一度表彰台の真ん中で君が代を口ずさむ。【保坂果那】
○…女子50メートル平泳ぎでベテラン鈴木が、5大会連続メダルを獲得した。29秒91で自身が持つ日本記録を更新。29秒台突入を果たして銀メダルに輝いた。10年広州大会銅メダル、14年仁川、18年ジャカルタで2大会連続金メダル、23年杭州大会で銀メダルを手にしており、35歳7カ月22日の鉄人が、今大会も表彰台に立った。「だいぶ、すごいこと」と自己評価した。2位通過だった予選前は「吐きそうなぐらい気持ち悪かった」と緊張。自国開催によるあふれる気合でメダルをたぐり寄せた。
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