
家事の分担は家庭によってさまざまです。しかし、どちらか一方が「やった」と思っていることが、もう一方にとっては「まだ終わっていない」と感じることも少なくないのでは?
『「洗濯機を回しといたから、俺、寝るわ!」と言われたら、あなたはどう返す?』洗濯機を回してくれたことに感謝すべきなのか、それとも「いや、そこからが大変なのだけれど」とツッコミを入れるべきなのか。ママたちから寄せられたコメントには、家事に対する考え方が色濃くあらわれていました。
「わが家も同じ!」共感が止まらない
まず目立ったのは、「まさにうちの旦那も同じ」という共感の声です。あるママは、寝かしつけの最中に旦那さんが洗濯機を開けてしまったエピソードを語りました。
『開けんな! 声かけんな! ていうか寝かしつけできないならお前が干せ!』せっかく寝かしつけた子どもが起きてしまうかもしれない状況での行動に、思わずイライラしてしまいますよね。
『なにか言ってもムダだから「あ、そう」と返す。洗濯槽がカビるのはイヤだから、旦那の洗濯物を取り出してバケツに入れておいたことはある』というママも。何度説明しても伝わらないうちに、期待すること自体をやめてしまったのでしょう。
『「俺は毎朝ゴミ捨てしているんだぜ」って自慢する人と同じ』
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いやいや、そこで寝てはダメでしょう?
今回少なくなかったのは、「なぜそこで寝るの?」というツッコミでした。
『洗濯機が終わったら起こす』
『寝かせない!』
『40分後に起きて干してね、と返す』洗濯機のスタートボタンを押しただけで「作業終了」とは考えられないという声が相次ぎます。実際、洗濯物は洗い終わってから放置すると、生乾き臭がしますからね。
『洗濯は干すのと取り込むのが一番面倒』
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『スイッチを押すだけなら誰でもできる』たしかに洗濯は干すのが一番面倒なのかもしれません。ボタンを押すことは数秒でできても、干すことは時間と手間がかかるのですから……。
洗濯は翌朝に。夫のものは自分で、などの提案も
なかには、夜に回すこと自体に疑問を抱く人もいました。
『明日の朝、干してね』
『続きは起きてからするのかな? 最後までよろしくね』
『寝るなら脱水止めておいて』
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『たとえ洗い直すことになっても私はやらない』家事を途中で放置した結果に生じるフォローはしたくない! と切実な声も聞かれます。
『夫は自分のものしか洗濯しない。くしゃくしゃになろうが臭くなろうが、私は関与しない!』最近では共働き家庭も増え、家事の担当範囲を細かくきめている夫婦も珍しくありません。そうしたルール作りが、不要なストレスを減らしているのかもしれません。
「回してくれただけでもありがたい」と言われる旦那さんは
もちろん、すべてのママが否定的だったわけではありません。
『回してくれたの? ありがと!』
『よっぽどの理由があったのだろうなと思って干しておく。干さずに寝るなんてあり得ないから』
『夫は激務だから回してくれただけでもありがたい。「お休み」と言って、しばらく自分時間にする』普段から家事に協力的な旦那さんであれば、「途中まででも助かる」と感じるママもいるでしょう。また、自分自身が洗濯にこだわりをもっているため、自分が干したいというママもいます。結局のところ、不満の有無は洗濯機を回した行為そのものではなく、普段の家事分担や夫婦関係による部分が大きいのかもしれません。
洗濯はどこまでやって完了なのか
今回のコメントで何度も登場したのが、
『洗って干して畳むまでワンセット』という考え方でした。さらに、
『各部屋にもって行くまでが洗濯』
『フィルター掃除までやる』など、洗濯気を回す以上の行為までをセットと考えるママたちも少なくありません。
『すぐに干せないなら回すべきではないし、干してほしいならそこまで伝えたら?』洗濯という言葉ひとつを取っても、人によってゴールの認識は異なります。洗濯機のボタンを押すところまでを「洗濯」と考える人もいれば、収納まで終わってはじめて完了だと考える人もいるのです。だからこそ、家事の負担感にズレが生まれるのでしょう。
今回の投稿は単なる洗濯の話ではなく、「家事をどこまでやれば終わりなのか」という夫婦間の認識の違いを映し出していたのではないでしょうか。大事なのは、お互いへの感謝の気持ちと、相手がどこに負担を感じているのかを共有すること。「回したから終わり」と「干してこそ終わり」の溝を埋めるためには、家事の見えにくい工程まで含めて話し合うことが大切なのかもしれませんね。
文・岡さきの 編集・すずらん イラスト・金のヒヨコ

