写真 美容室専売メーカーのミルボンが、初のメンズブランド「キャプチャー ザモーメント(CAPTURE THE MOMENT)」を発売した。第1弾として、サロン帰りのヘアスタイルを簡単に再現・維持できる、グリースやジェルなどヘアスタイリングアイテム7品を揃えた。
富士経済によると近年、サロン専売品のメンズ化粧品市場は成長を続けており、2024年には46億5000万円に達した。このうちスタイリング剤は30億5000万円で、2021年比で約1.4倍に成長している。こうしたメンズの美容意識やヘアスタイルへの関心の高まりを受け、同社は新ブランド キャプチャー ザモーメントを立ち上げた。
キャプチャー ザモーメントは、メンズスタイリングの課題である「再現性」に着目。ブランドコンセプトを、「シンプルで使いやすく続けやすい。自然体な毎日に少しのアクセントを」とし、サロンの施術後のスタイルを、自宅でも叶えられる商品を提案。スタイリング剤をうまく使いこなせずに、使わなくなるといった悩みに訴求する。
第1弾アイテムは全品に、セット成分を髪全体へ均一に塗布しやすくする「微細乳化技術」と、湿気や乾燥、手移りなどによるスタイル崩れを抑える「ガードポリマー」を採用。思い通りのスタイルづくりを助けながら、崩れの要因から髪を守り、スタイルを長時間キープする。ツヤ感のある仕上がりを叶えるソフトグリース(120g、2530円)や、グリップジェル(300g、2530円)、マットな質感のラフワックス(100mL、2530円)、ドライクリーム(100mL、2530円)などを揃える。
ミルボン 商品開発部の村山貴紀シニアアソシエイトは、「メンズの美容意識の高まりに応えながら、パートナーである美容室の増収増益に貢献していきたい」と話す。目標は、9月の発売から12月末までの約4ヶ月間で、全国5000軒への導入と、出荷額ベースで1.5億円の売り上げを目指す。対象は、メンズ顧客との信頼関係を築きたいと考える全サロン。
村山シニアアソシエイトは、「メンズ顧客への提案を広げ、サロンで継続的に取り扱ってもらうためには、美容師自身に商品の価値を実感してもらうことが重要だと考えている」とし、異なるスタイルや髪質に対応する7品をそろえ、美容師が顧客一人ひとりに適したアイテムを提案できるようにしたという。ミルボンがこれまでプロフェッショナルヘアケアで培ってきた知見と技術力を生かし、「美容師の提案の幅をさらに広げるブランドへ育てていきたい」と語った。