新天地で出場機会が限られているガルナチョ [写真]=Getty Images 今夏、アストン・ヴィラに加入したアルゼンチン代表FWアレハンドロ・ガルナチョだが、昨シーズンと同様に難しいシーズンとなる可能性が浮上している。22日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。
現在22歳のガルナチョはマンチェスター・ユナイテッドの下部組織出身で、2025年8月にチェルシーに完全移籍を果たしたが、思うような活躍を見せることはできず。今年7月にアストン・ヴィラに一定の出場試合数などの条件を満たすことで発動する買い取り義務条項が付帯するレンタル移籍で加入した。なお、買い取り条項が発動された場合、レンタル料を含めた移籍金総額は4260万ポンド(約89億円)であることが報じられている。
加入してから2カ月が経つガルナチョだが、ウナイ・エメリ監督の信頼を勝ち取ることはできておらず。ここまで新天地で先発出場はなく、途中出場した3試合の出場時間はわずか計31分にとどまり、1試合での最長出場時間は15分だけで、直近4試合はベンチ入りするも出番がない状況が続いている。
このような状況から、開幕からまだ1カ月しか経っていないものの、ガルナチョのアストン・ヴィラでの立場は早くも岐路に立たされている可能性があるという。
アストン・ヴィラでは昨季、リヴァプールからイングランド人MFハーヴェイ・エリオットがレンタル移籍で加入し、プレミアリーグで10試合に出場していれば、3500万ポンド(約73億円)での完全移籍が発動する条項が付随していたものの、エメリ監督は実力不足を理由にシーズン開始からわずか数カ月でエリオットを完全移籍で獲得しないことを決断し、プレミアリーグでの出場機会はわずか4試合で終了していた。
このように不遇な1年を過ごしたエリオットは今夏の選択肢が限られてしまい、最終的にバレンシアにレンタル移籍で加入したが、ガルナチョもエリオットと同様の道を歩む可能性が指摘されており、正念場のシーズンになっているようだ。
なお、エメリ監督は先日、出場機会が限られるガルナチョについて「とにかく努力を続けることだ。練習し、働き、鍛錬を重ねる。それだけだ」と語りつつ、「出場機会が巡ってきたら、そこで良いプレーを見せること。彼は成長しているが、現時点では彼の前に他の選手たちがいる」と他の選手よりも序列が下であることを明らかにしていた。
ガルナチョのレンタル移籍に含まれている買い取り義務条項も、明確な数字は明らかになっていないが、エリオットと同様に出場数に関連していると見られており、条件達成は可能だと予想されているが、果たしてガルナチョはエメリ監督の信頼を勝ち取り、アストン・ヴィラに完全移籍で加入することになるのだろうか。