画像提供:マイナビニュースアラスカ航空は10月4日より、成田−シアトル線にボーイング787-9型機を導入する。同機はアラスカ航空ブランド初のワイドボディ機で、新たなグローバル塗装を施した機体に加え、完全個室型の国際線ビジネスクラス・スイートや新たなダイニングサービスなど、同社独自の国際線サービスを日本路線で初めて展開する。
アラスカ航空は2024年のハワイアン航空との統合を経て、2025年に成田−シアトル線を開設。2026年5月に就航1周年を迎えた。今回の787-9型機導入により、日本は米国外で唯一、アラスカ航空とハワイアン航空の両ブランドによる国際線が運航される市場となる。
○オーロラをイメージした新塗装、完全個室型ビジネスクラスも
新たな787-9型機には、アラスカ航空の国際線展開を象徴するグローバル塗装を採用する。オーロラから着想を得た流れるようなデザインで、自然現象の美しさに加え、同社の歴史やグローバル航空会社として成長を目指す姿勢を表現したという。
ビジネスクラスには、アラスカ航空初となる完全個室型の「国際線ビジネスクラス・スイート」を導入。今年初旬から韓国・仁川線や欧州線で展開しているもので、プライバシードアを備えた全席通路アクセスのフルフラットシートを採用する。
各席には、1,500本を超える映画やテレビ番組を楽しめる18インチHDモニターのほか、ノイズ低減ヘッドセット、個別電源、ワイヤレス充電などを備える。
○最大6種類から選べるメイン料理、デザートカートも
機内食では、米国西海岸のエッセンスと就航都市の魅力を取り入れた複数コースのダイニングを提供する。ウェルカムサービスでは、アラスカ航空を象徴する「フルーツとチーズのプラッター」を再構成したチーズ&シャルキュトリーボードを用意する。
ドリンクは、スタッグス・リープやロデレールのシャンパンなど米国西海岸・欧州産のワインをはじめ、クラフトカクテル、西海岸のクラフトビール、ミネラルウォーター、淹れたてのStumptownコーヒーなどを提供。前菜に続くメインディッシュは、就航都市の個性を取り入れた最大6種類から選択できる。
食後にはカスタマイズできるSalt & Strawのサンデーを中心としたデザートカートを用意。到着前には、目的地から着想を得た軽食とリフレッシュ用のドリンクも提供する。
寝具は米国太平洋岸北西部を代表するブランド「Filson」と協業。厚手のマットレスパッドや柔らかな枕、ランバー/ラウンジ用ピロー、大判デュベに加え、アラスカ航空限定のFilson製アメニティバッグを用意する。バッグにはSalt & Stoneのスキンケア製品やトラベル用品が含まれるほか、PATH Waterと提携した再利用可能な特製ウォーターボトルも提供する。
ラウンジについては世界各地のoneworld提携ラウンジを利用でき、oneworldエメラルド会員は搭乗クラスにかかわらずファーストクラスラウンジを利用可能。また、2026年末までに高速インターネット接続を提供するStarlinkの機内Wi-Fiサービスを順次搭載する予定だ。
○プレミアムクラス、メインキャビンでも新たな機内食
ビジネスクラスだけでなく、プレミアムクラスとメインキャビンでも米国西海岸の食文化や食材から着想を得た食事や軽食を提供する。787-9型機では、メイン料理と作りたてのサイドメニュー、デザートなどを用意し、すべての客室クラスで同社の国際線ダイニングを展開する。
成田線の就航先であるシアトルは、アラスカ航空最大のハブ空港。同社は成田−シアトル線から北米各都市へのネットワークを展開するとともに、oneworld加盟航空会社との連携により世界各地へのアクセスを提供している。
アラスカ航空、ハワイアン航空、ホライゾン航空などを傘下に持つアラスカ航空グループは、シアトル、ホノルル、ポートランド、アンカレッジ、ロサンゼルス、サンディエゴ、サンフランシスコをハブに、北米、ラテンアメリカ、太平洋全域の140以上の都市にネットワークを展開している。