画像提供:マイナビニュース朝晩の風に少しずつ秋の気配が混じり始めた今日この頃。これから気温が下がるにつれてますます恋しくなるのが、暖かな部屋で過ごすリラックスタイムである。
9月16日、ホームセンター大手のカインズは上野・東京情報センターで「2026年秋冬商品発表会」を開催した。今シーズンの新商品で見据えたのは、「家で心地よく過ごしたい」「寒さを和らげたい」という生活者のニーズだ。
会場には、くつろぎの時間を充実させるインテリアから、身体を外側・内側から温める温活グッズまで、これからの季節に活躍しそうな商品が並んだ。
○“カインズの巣”に吸い込まれる? 大型クッション「NEDOCORO」
「家で心地よく過ごしたい」というニーズに応える商品のなかで、ひときわ存在感を放っていたのが「くつろぎクッションNEDOCORO(ねどころ)」だ。
その名の通り、身体を預けてくつろぐための大型クッションで、床に置いて使うのはもちろん、壁にもたれ掛ければ一人掛けソファのような感覚でも使用できる。たっぷりとしたボリュームがあり、座るというより身体全体を受け止めてもらうような印象だ。
側面にはスマートフォンやリモコンを収納できるサイドポケットがある。動かなくても快適に過ごせるための工夫が凝縮されている。ちなみに、外側のカバーは取り外して自宅で洗濯も可能。長時間使うクッションだからこそ、清潔に保ちやすいよう工夫されている点も嬉しい。
商品統括本部長の吉井純人CPOはこの商品について、「この秋冬に一番売りたい商品で、実際に今も売れているのがこの『NEDOCORO』です。我々は勝手に“カインズの巣”と呼んでいます。大人も子どもも、ワンちゃんも猫ちゃんも、このなかに吸い込まれていくようなイメージをして作った商品です」と語った。
このほかにも、家でのくつろぎ時間を支える商品として「着る毛布」や「ごろ寝フロアクッション」などが展示されていた。
「着る毛布」は、家事の際に袖がずり落ちて水に濡れないよう、袖まわりのゴムを強めに設計。暖かさだけでなく、日常生活の中で使いやすいよう細かな工夫が施されていた。
「ごろ寝フロアクッション」は、使用しないときには丸めて収納でき、ランドリーで丸洗いできる仕様。大きめのクッションは収納場所に困りがちだが、使わないときのことまで考えられているのはありがたい。
○身体の外側と内側から温める「ダブル温活」
もうひとつ、2026年秋冬の注目テーマとして掲げられていたのが「温活」だ。カインズでは、身体の外側から温めるアイテムと、内側から温める食品・飲料を組み合わせる「ダブル温活」を提案している。
吉井氏は、今回の温活商品について、「体の表面、外側から温めるようなアイマスクや入浴剤に加えて、体の内側から温めるしょうが湯など、トータルで“ダブル温活”という形で買っていただきたいなと思っています」と話す。
会場には、温活タイムに取り入れやすい商品が並んでいた。まず注目したいのが「ホットアイマスク」。蒸気で目元を温めるタイプの商品で、長時間のパソコン作業やスマートフォン利用の合間などに使いたいアイテムだ。
ラインナップは「無香料」と「キンモクセイの香り」の2種類。20枚入りで1000円を切る手に取りやすい価格も特徴で、特別な日のケアというより、日常的に取り入れやすい商品となっている。
「薬用ボトル入浴剤」は大容量タイプの入浴剤で、毎日のバスタイムに取り入れやすい価格が魅力。今季はパッケージデザインもリニューアルされ、脱衣所や浴室に置いても馴染みやすい、すっきりとした見た目にブラッシュアップされた。
香りは定番の「森」と「ゆず」。湯船に浸かる日が多くなる冬だからこそ、入浴剤で気分を切り替えるのもよさそうだ。
内側から温めるアイテムとして紹介されていたのが、ロングセラー商品の「しょうが湯」(15g×10袋、198円)だ。ピリッとしたしょうがの風味とやさしい甘みが特徴で、お湯を注ぐだけで手軽に楽しめる。寒い日に帰宅したあと、身体の中からじんわり温まりたいときにぴったりの商品だ。
実際に飲んでみると、しょうがの辛さはやや控えめで、むしろナチュラルな甘みが前面にくる印象を受ける。飲み終わる頃には身体もぽかぽかに感じられた。
○会場にはほかにも幅広い商品が
会場には、ドッグウェアや園芸用土、お菓子、鍋つゆ、調理器具なども展示されていた。
吉井氏は、カインズの商品開発について「お客様に寄り添いながら、お客様のために頑張る。それが私たちの基本の考え方になっています」と改めて強調する。実際、NEDOCOROなどのインテリアやホットアイマスク、入浴剤、しょうが湯といった温活商品に共通しているのは、やはり普段の暮らしへの“取り入れやすさ”だろう。
今年の秋冬は、カインズの店頭で、自分なりの“冬ごもりスタイル”を探してみてはどうか。(猿川佑)