
Appleが9月10日(日本時間)、iPhoneの上位モデルであるProシリーズ「iPhone 18 Pro/18 Pro Max」と初のフォルダブルである「iPhone Duo」を発表しましたが、スタンダードモデルの「iPhone 18(仮)」は登場が見送られました。
iPhone 18 Pro/18 Pro Maxについては、9月18日に発売されており、すでに購入可能です。価格は、iPhone 18 Proが21万9800円(税込、以下同)から、iPhone 18 Pro Maxが23万9800円から。
そろそろiPhoneの買い替えを——と検討していた人にとっては、iPhone 18 Proを購入するか、スタンダードモデルの登場を待つか、あるいは従来機種を購入するか、悩ましいタイミングとなるでしょう。
iPhone 18 Pro/18 Pro Maxについて、改めて概要や特徴をおさらい。5つのポイントを追って、情報を整理していきましょう。
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iPhone 18 Proシリーズは、従来モデルと同じ6.3インチの「iPhone 18 Pro」と6.9インチの「iPhone 18 Pro Max」の2サイズで展開されています。
カラーバリエーションは、「バーガンディ(赤系)」「グレイシャー(水色系)」「シルバー」「ブラック」の4色。濃い赤を選べるのは、おそらくProシリーズでは初めてですし、水色系があるのもiPhone 13 Proのシエラブルー以来ですね。そのほか、カメラ部の突起などが増えていますが、全体的なデザインに大きな変化はありません。
一方、チップセットは順当にナンバリングを上げた「A20 Pro」へと刷新。6コアCPU、7コアGPU、16コアNeural Engineを搭載しており、処理性能の目安としては、前世代比でCPUが最大20%、GPUが最大40%高速化しています。
排熱機構に関しては、前世代モデルから採用された「ベイパーチャンバー」の表面積が3倍に強化され、AI処理や動画撮影、長時間のゲーミングなどにおけるパフォーマンスをより持続させやすくなったことも見逃せません。
バッテリー持ちが向上 ビデオ再生で3〜6時間プラスiPhone 18 Proシリーズでは、バッテリー持ちの数値が堅実に伸びました。
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具体的に、仕様表にある「ビデオ再生」の時間については、iPhone 18 Proで最大36時間(前世代から+3時間)、iPhone 18 Pro Maxで最大45時間(前世代から+6時間)です。
また、「ビデオ再生(ストリーミング)」の場合は、iPhone 18 Proで最大33時間(前世代から+3時間)、iPhone 18 Pro Maxで最大40時間(前世代から+5時間)になります。
前世代のiPhone 17 Proシリーズと比べるとそこまで大きな差に見えないかもしれませんが、たとえば3世代前の「iPhone 15 Pro」の数値(ビデオ再生23時間、ストリーミングビデオ再生最大20時間)と比べると、それぞれ+22時間、+20時間となり、ここ数年での進化幅に驚かされます。
メインカメラが“可変絞り”に新対応 背面カメラは3つとも48MPiPhone 18 Proシリーズは、背面カメラにシリーズ初となる可変絞り機構を搭載しました。
背面カメラシステムの構成自体は、Fusionメイン(4800万画素)+Fusion超広角(4800万画素)+Fusion望遠(4800万画素)という3眼を踏襲。このうちメインカメラのみが可変絞りに対応します。
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絞りについては、絞り値をF1.48、F1.8、F2.8、F4.0から選んで撮影できるようになりました。もっとも明るいF1.48なら背景をぼかした撮影や暗所での撮影、F1.8は従来機種に近い絞り値で標準的な設定、F2.8なら幅広い奥行きのある写真を、F4.0は街灯などの光源を生かした光条撮影など、用途に応じて切り替え可能。レンズに取り込むべき光の量や、被写界深度(≒ピントが合う奥行の範囲)を選ぶことができます。
撮影機能に関しては、絞り値だけでなく、シャッタースピード、ホワイトバランス、ヒストグラムなどをカスタムしつつ、よく使う設定にすばやくアクセスできるようになったのが重要です。さらに、動画撮影後にシネマティックモードを反映できる機能や、スマートフォーカストラッキング機能などにも新たに対応しました。
また、撮影した写真にピクセル単位で電子署名する「Appleリファレンス画像」という新機能も追加。同シリーズはプロユースのカメラとしての価値を強めてきている印象でしたが、その方向性はブレていません。
Face IDのセンサーが画面下に 動作に影響もiPhone 18 Pro/18 Pro Maxは、画面上部にあるダイナミックアイランド(Dynamic Island)――インカメラなどがある黒い切り欠き部分――が小さくなりました。
これは、顔認証機能のFace IDなどで使う赤外線センサーカメラが、アンダーディスプレイ(画面下)タイプになり、画面左上部分、ちょうど時計表示のあたりに移ったことで実現したようです。
センサーがディスプレイの下に移動したことで、画面が広くなった一方、気になる問題も起きているようです。一部の保護フィルムを貼ると、センサーがうまく動作せず、Face IDによる顔認証がうまく効かないことがある、と複数のアクセサリーメーカーから告知されました。
またセンサーがあると気が付かず、指でふさいでしまい顔認証ができないケースもあるようです。Appleもヘルプページで以下のような注意を促しています。
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iPhone 18 Proモデルでは、TrueDepthカメラはデバイスの上部、左隅近くにあります。(出典:Apple)
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iPadまたはiPhone 18 Proモデルを横向きで使っている場合は、指や手のひらでTrueDepthカメラを覆ってしまわないように注意してください。(出典:Apple)
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iPhone 18 Proモデルの新しいTrueDepthカメラでFace IDが機能しない場合は、以下を試してください。
・プライバシー保護用のスクリーンプロテクタを取り除く
・暗い場所でメガネとマスクの両方を着用している場合は、メガネを外すか、マスクの位置を調整する
・厚化粧や美容マスクを落とす
・太陽からの極端な逆光を避ける
(出典:Apple)
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「Max」ではないiPhone 18 Proにも2TBモデルがストレージ容量もチェックしておきましょう。iPhone 17 Proにおいては、Pro Maxだと2TBモデルのオプションを選べましたが、Proにはありませんでした。しかし、iPhone 18 Proでは、2TBモデルの選択肢が増えました。
2TBモデルは、高額になるので、一般ユーザー向けの選択肢としては主流ではないでしょうが、動画撮影など、プロフェッショナル向けの撮影機材としての使用を検討する際には、チェックしておきたい変化だと言えます。
