《どっちがお得?》「まとめ買いvs都度買い」「5%オフvsポイント10倍」プロが教える“本当に賢い”買い物術

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2026年09月26日 10:00  週刊女性PRIME

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週刊女性PRIME

スーパーで買い物をする女性(写真はイメージです)

「少しでも安く!」と特売品を買い込んだのに、使い切れず捨ててしまった、大容量だから割安だと思ったら、実はそれほど安くなかった……。値札だけでは判断できない食品のお得感を、節約アドバイザー・丸山晴美さんがズバリ判定!

決め打ちで買い物して無駄なものは買わない

 食品の値上げが続く今、「少しでも安く買いたい」と思うのは当然。でも、目の前の“お得”に飛びつくと、かえって出費が増えることもある。節約アドバイザーの丸山晴美さんが、大切にしているのは「無駄な買い物はしない」ということ。そのためには、スーパーごとの特徴を覚えて、買うものによって店を使い分けるといいという。

「例えば、野菜が安い曜日、肉や牛乳が安い店、加工肉やPB商品が充実している店など、自分がよく利用するスーパーの得意分野を把握し、買うものをある程度決めてから、ほぼ決め打ちで買い物に出かけます。特に私は、ドン・キホーテのPB商品がお気に入り。もちろん、会員になってクーポンも活用しています」(丸山さん、以下同)

 買い物をするときは、値札の金額だけで判断せずに、本当にお得なのかを比較することも忘れない。

「商品の容量あたりの価格を比較できるアプリがあるので、割引率などを確認したりして、どちらがお得かを見極めます。また、『広告の品』『大特価』という言葉に惑わされないことも大事。そもそも安くない可能性があります。

 その点、『数量限定』『その日限り』は安いことが多いですね。さらに、スーパーの売り場は利益率の高いものが、大人の目線に配置されているため、目線の高さの商品だけでなく、上下の棚や通路の島陳列もチェックしましょう」

 そして、なにより大事なのが、買ったものを最後まで使い切ること。

「いちばんもったいないのは、買ったけれど食べ切れず捨ててしまうこと。買ったら最後まで使い切ることを心がけましょう」

 節約というと、ひたすら安いものを探すイメージがあるが、丸山さんは「限られた予算の中で、どれだけおいしいものを作れるか」をゲーム感覚で楽しんでいるとか。安さを追いかけるのではなく、必要なものを上手に選び、無駄なく使い切る。そんな買い物こそ、物価高を乗り切る確実な節約術なのだ。

その食品の買い物どっちが安い?

(1)夫婦2人暮らしだったら「自炊」vs「お惣菜」どっちが安い?

2人暮らし以上なら自炊がお得!

純粋に食費だけを比べると、自炊のほうが安くなります。というのも、食材を複数の料理に使い回せるから。うまくやりくりすれば、夫婦2人で1食あたり300円程度。月4万円前後に抑えることも可能です。一方、お惣菜は主菜と副菜をそろえると、どうしても割高に。自炊の倍以上の金額になります。

ただ、揚げ物など家で作るのが大変なものはお惣菜にするなど、部分的に取り入れるのはアリ。食事を作る時間までコストとして考えるなら、お惣菜をうまく活用するとよいでしょう。1人暮らしの場合は、食材の使い切りが難しくお惣菜のほうがお得な場合も。

(2)「まとめ買い」vs「都度買い」どっちが安い?

3日に一度の都度買いがおすすめ

都度買いは、行くたびについで買いが増えて、1回あたりの買い物代が高くなりがちなので、まとめ買いのほうが節約に。ただし、これは買った食材を小分けしたり冷凍したりして、上手に活用できるなら、という条件付き。管理があまり得意でない人は、毎日ではなく3日に一度の都度買いをおすすめします。1週間に一度、1万円のまとめ買いより、週に3回、3000円ずつの都度買いのほうが安く済むでしょう。予算管理が大事になります。

(3)「冷凍食品」vs「缶詰」どっちが安い?

ストック目的なら缶詰が断然お得

缶詰も冷凍食品もどちらも値上がりしていますが、備蓄という目的なら缶詰がおすすめ。冷凍食品は冷凍庫で保存するため、そのぶん電気代がかかっていますが、缶詰は常温保存なので、保存中の光熱費がかかりません。

賞味期限が長いことも大きなメリット。片や、普段の食事で手軽さを重視するなら、パスタやチャーハン、餃子などの冷凍食品は便利。缶詰はひと手間加える必要があります。つまり、備蓄なら缶詰、普段の料理使いなら冷凍食品と目的に合わせて選ぶとよいでしょう。

(4)「宅配生協」vs「ネットスーパー」どっちが安い?

価格だけならネットスーパーに軍配

商品の価格だけで比べるなら、ネットスーパーのほうがお得。生協は商品にこだわっている分、価格が高めで、システム手数料などもかかる場合があります。また、1週間に1回の宅配なので、食品ロスが出やすいのも難点。

一方、ネットスーパーなら、スーパー独自の特売やオリジナル商品を利用できて割安なうえ、必要なときに注文でき、当日や翌日に届くため食品ロスが出にくいというメリットがあります。ただし、仕事などで忙しい人には、生協の定期配送はありがたいサービスといえるでしょう。

(5)「5%オフ」vs「ポイント10倍」どっちがお得?

基本は、その場で安くなる5%オフ

一見すると、ポイント10倍のほうがお得に感じますが、基本的には5%オフがお得。例えば、1万円の買い物で、5%オフならその場で500円安くなり、9500円の支払いです。一方、ポイント10倍なら1000ポイント付きますが、次の買い物での1000円値引きです。

必ず次に買い物をしなければお得になりません。しかも、ポイントが失効してしまう可能性も。ただし、楽天ポイントなど、いろいろな店舗で使える共通ポイントなら、10倍を選ぶのもアリです。

(6)「100円均一食品」vs「PB商品」どっちがお得?

容量と単価で比べればPBがお得

総合的に判断すると、スーパー、コンビニなど小売店のPB(プライベート・ブランド商品)のほうがお得です。100円ショップの商品は、容量が少ないものが多く、最近は価格が200円の商品も増えました。

ポイントは100g、100mlあたりの単価を見ること。例えば、調味料なら、100円ショップの商品が200〜300mlで100円程度なのに対して、PBは1Lで200円前後というケースもあります。ただし小瓶の調味料など、商品によって違っていたりするので、容量と単価をしっかり比べましょう。

(7)「ジャンボパック」vs「通常パックの割引」どっちが安い?

30〜50%オフの通常パックが狙い目

大容量のお得サイズ・ジャンボパックより、30〜50%オフになっている通常パックを選びましょう。ジャンボパックは通常パックより100gあたりの単価が安くなっていますが、その差は10〜20%程度がほとんど。

それなら、30〜50%引きになった通常パックのほうが割安です。割引品は消費期限が近いことが多いので、すぐ使う分として買えば、食品ロスも防げます。使わない分は冷凍しておきましょう。ジャンボパックが割引されていれば、迷わずジャンボパックを! 

(8)「お米」vs「食パン」主食として、どっちが安い?

コスパは食べる量次第、健康を考えるならお米

どれだけ食べるかで、どちらがお得か変わります。食パンは6枚切りなら1枚25〜33円程度。一方、お米は5kg3000〜4000円ですから、茶碗1杯45〜60円。食パンを2枚食べるなら、お米のほうが割安になります。

8枚切りなら、食パンが有利。ただ、50代以降は、健康面を考えるとお米がおすすめ。パン中心の洋食は脂質の摂取量が多くなりやすく、和食のほうがヘルシーだからです。健康を意識しながら、うまく使い分けましょう。

取材・文/池田純子

丸山晴美さん


節約アドバイザー、ファイナンシャルプランナー、消費生活アドバイザー。雑誌やテレビ、講演会で節約術やお金の管理運用などのアドバイスを行う。『

年間100万円! がんばらなくても貯まる お金の習慣

』(宝島社)など著書多数。

週刊女性2026年9月29日・10月6日号

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