ジダン監督がフランス代表指揮官として記念すべき一歩を踏み出した [写真]=Anadolu via Getty Images フランス代表は現地時間25日、UEFAネーションズリーグ(UNL)2026−27・グループA1第1節で、トルコ代表を1−0で下した。試合後、フランス代表を率いるジネディーヌ・ジダン監督が会見に出席。同国メディア『レキップ』が会見の様子を伝えた。
ベスト4で終えたFIFAワールドカップ2026終了後、フランス代表の指揮官に就任したジダン監督にとって、“レ・ブルー”での初陣となったゲームは、後半立ち上がりの54分に動く。敵陣でのボール奪取から、FWミカエル・オリーズ(バイエルン/ドイツ)からのパスを受けたFWキリアン・エンバペ(レアル・マドリード/スペイン)が右足でニア下を射抜くシュートで先制。最終的には、このゴールでフランス代表が1−0と勝利し、ジダン新監督の初陣を白星で飾った。
データサイト『Opta』によると、フランス代表の新指揮官が初陣で白星を掴むのは、1994年2月からおよそ4年半にわたって指揮を執ったエメ・ジャケ元監督以来だという。FIFAワールドカップフランス1998で“レ・ブルー”を初優勝へ導いた指揮官の時代が終わると、以降フランス代表を率いた5名の監督は、いずれも初陣を勝利できていなかった。
好スタートを切ったと言える結果にもかかわらず、ジダン監督は極めて冷静に、次のように試合を振り返った。
「初戦で、やや難しいピッチコンディションの中、勝利を収めることができて満足している。練習回数は3、4回ほどだったにもかかわらず、この勝利を掴めたことが本当に嬉しい。これは我々にとって良い兆しだ。これからも努力を続けていくが、今はまずは休息をとらなければならない」
レアル・マドリード時代には“タレント軍団”のチームをまとめ上げており、モチベーターとしても優秀なジダン監督は、試合前のフランス代表チームに対して、「楽しむこと、団結すること、チームとして努力すること」を伝えたという。「チームはそれらを実践してくれたね」と喜ぶと、初戦を経て大きな手応えを掴んでいることを明かした。
「もちろん、改善すべき点はたくさんあるが、現状には満足している。これはごく自然なプロセスだよ。私が見た内容、この試合で実践できた戦術は満足だ。ハイプレスも非常にうまく機能し、素早くボールを奪い返そうと試みた」
「フランス代表のボールを持った時の力強さは自覚しているが、同様に、ボールを持っていない時にも強くなければならない。サッカーでは常にバランスが必要だが、今回はそのバランスを保つことができた」
「完璧ではないことは明らかだが、ここから改善に努めていく。まずは勝利でスタートできたことを嬉しく思う」
【ハイライト動画】エンバペの決勝弾でジダン新体制は白星スタート