
災害時に自宅での生活が難しくなったときは、避難所への移動を検討することになります。しかし、避難所では多くの人が集まって生活するため、周囲の音や視線が気になり、十分に休めないことも多いようです。
【画像】災害時に車中泊が役立つポイント4選&準備しておきたい車中泊アイテム3選
そんなとき、避難生活の選択肢の一つになるのが「車中泊避難」です。普段から車中泊をしていれば、その経験や道具を災害時にも生かすことができます。
そこで今回の記事では、「災害時に車中泊が役立つポイント」についてお話ししていきます。さらに、車中泊避難時に準備しておきたいアイテムについても紹介します。
※車中泊避難に関する運用(駐車場所の開放やサポート体制など)は自治体ごとに異なります。あらかじめお住まいの地域の避難方針やルールをご確認の上、安全を最優先にご活用ください
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避難時は、慣れない環境で過ごすことによる疲れやストレスが重なるため、できるだけ体を休めることが大切になります。しかし、避難所では限られたスペースに多くの人が集まるため、横になって休める場所を十分に確保できない場合もあるようです。
床の硬さや周囲の話し声、明かりなどが気になり、普段のように眠るのが難しい可能性も。その点車中泊なら、サンシェードなどを使用して光を遮断し、シートを倒して寝床を作れます。
車種によってはシートをフラットに近い状態にできるため、座った姿勢を続けるよりも体を休めやすくなります。避難生活では、しっかり横になれる環境を確保できることは大きなメリットです。
ただし、シートを倒しただけでは段差や凹凸が残ることもあります。そのまま寝ると体に負担がかかりやすいため、車中泊用のマットやバスタオルなどを使って、できるだけ平らな寝床を作るとよいでしょう。
普段から車中泊をしている人なら、自分の車でどのように寝床を作れば良いか分かっているため、災害時にもスムーズに車内を休息スペースとして利用できます。
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災害時には、停電や断水などによって普段どおりの調理や食事ができなくなることがあります。避難生活が長引けば、毎食を非常食だけで済ませるのが難しく感じることもあるでしょう。
そこで役立つのが、車中泊の環境を活用した簡単な調理です。
ポータブル電源やカセットコンロ、電気ケトルなどを準備しておけば、お湯を沸かしたり、食品を温めたりできます。
レトルト食品やインスタント食品、缶詰などの備蓄食と組み合わせれば、温かい食事を用意できる場面も増えます。車中泊用の調理器具や食器などをあらかじめ準備しておけば、いざというときにスムーズに使えます。
プライバシーを確保しやすい避難生活でストレスになりやすいのが、周囲の人との距離が近い環境で長時間過ごすことです。
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避難所では大勢の人が同じ空間で生活するため、話し声や物音、周囲の視線などが気になり、ゆっくり休めないことも。車中泊なら、車のドアを閉めることで周囲との空間を分けられます。そのため、周囲を気にせずに休めますし、家族単位で過ごせます。
特に、人混みが苦手な人や、小さな子供がいる家庭にとっては、避難所での集団生活を避けられるのは大きなメリットです。避難所での生活が難しい場合の選択肢の一つとして、車中泊を考えておくのもよいのではないでしょうか。
長距離移動が可能になる災害によっては、自宅周辺の被害が大きく、その地域に留まることが難しくなる場合もあります。そのようなときも、移動が可能になります。
公共交通機関が止まっている場合でも、道路の安全をしっかり確認したうえでの判断にはなりますが、自分たちで移動できます。これは、車ならではのメリットです。
さらに、防災用品や食料、衣類などを車に積んで移動できるため、必要なものをまとめて持ち運びやすいという利点もあります。
災害時は道路の寸断や渋滞、通行規制などが発生する可能性があるため注意が必要ですが、手段の一つとして覚えておくと安心です。
車中泊避難時に準備しておきたいアイテム車中泊を災害時にも活用するなら、普段から必要なアイテムを車にも備えておきましょう。以下に、車内に準備しておきたいアイテムを3つ紹介します。
車中泊避難時に準備しておきたいアイテム1:車中泊用の折りたたみマット
車内で快適に横になるためには、車中泊用のマットがあるととても便利です。シートを倒すとフルフラットになる車両も多いのですが、そのままの状態では段差や表面の凹凸が気になりやすく、体を痛めてしまいます。
そのため、シートの上に敷くだけで寝床を整えられる車中泊用マットを用意しておくようにしましょう。
車中泊用のマットは収納しやすく、普段の車中泊にも使いやすい「Bears Rock 車中泊マット 厚さ8cm 自動膨張式」のような折りたたみタイプが最適です。
約8cmの厚みがあり、車内のシートにできる段差や凹凸を軽減してくれる車中泊用マットです。自動膨張式なので、バルブを開くだけで簡単に使えます。展開時は約190(縦)×65(横)cm、収納時は約22(縦)×65(横)cmと、コンパクトに収納できます。
マットの側面には連結ポタンが付いており、 複数のマットを連結して使うこともできます。公式サイトの価格は7250円(税込、以下同)です。
車中泊避難時に準備しておきたいアイテム2:小型のポータブル電源
災害時には、スマートフォンの充電や簡単な調理など、電源が必要になるシーンが多くあります。小型のポータブル電源を用意しておけば、停電時にも電力を確保できます。
また、小型で車内に置きやすいサイズなら、車内でも邪魔になりませんし、普段の車中泊やアウトドアにも活用できます。
車中泊避難におすすめなのが、大容量ながら比較的コンパクトな「Jackery ポータブル電源 1000 New」。1070Whの大容量ながら、約10.8kgの軽量・コンパクト設計で、車への積み込みや持ち運びもしやすいモデルです。
公式サイトの価格は11万9800円。定格出力は1500Wで、スマホの充電から電気ケトルなどの家電まで幅広く使用可能。リン酸鉄リチウムイオン電池を採用し、UPS機能やアプリからの遠隔操作にも対応しています。
さらに、長期の避難を想定する場合は、ポータブル電源にプラスして、折りたたみタイプのソーラーパネルを用意しておくと安心です。
車中泊避難時に準備しておきたいアイテム3:懐中電灯としても使えるLEDランタン
LEDランタンがあれば、停電時も車内を照らせます。さらに懐中電灯として使えるタイプなら、車外を移動するときの明かりとしても活用可能です。
乾電池を使うタイプも良いですが、おすすめはバッテリー搭載の充電式。日頃からこまめにチェックして満充電にしておくことで、非常時に乾電池を用意する必要なく使用できます。
充電式LEDランタンは、ライトとしての機能だけでなく、スマホへの充電にも対応しているものがおすすめ。「LACITA EL BRIGHT 1」は、大容量の1万3400mAhバッテリーを搭載し、最大72時間の使用が可能。USB Type-Cコネクタからスマホの充電もできるため、モバイルバッテリーとして役立てることもできます。
3段階に開閉できるライトパネルを採用し、スタンドライトやシーリングライト、ハンディライトとして使える3WAY仕様です。最大750ルーメンで、明るさは無段階調光に対応。IPX6の防水性能も備えています。公式サイトの価格は1万1000円です。
