Googleの最新スマートウォッチ「Pixel Watch 5」を5つのポイントでチェック

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2026年09月26日 17:20  Fav-Log by ITmedia

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出典:Google

 Googleは2026年8月、同社スマートウォッチの最新モデルである「Pixel Watch 5」を発売しました。Google Storeでの価格は6万2800円(税込、以下同)〜で、モバイル通信が可能なLTE対応モデルも展開されています。外観にこそ大きな変化はないものの、従来世代から細かい部分がブラッシュアップされていており、数世代ぶりの買い替えには魅力的な一台です。

【画像】最新スマートウォッチ「Pixel Watch 5」

 本稿では、Pixel Watch 5について、5つのポイントを追ってチェックしていきましょう。

Pixel Watch 5|外観は従来から変化なし、一部バンド素材が変更

 Pixel Watch 5は、円形ディスプレイを搭載したミニマルなデザインのスマートウォッチです。サイズ展開は、41mmモデルと45mmモデルの2種類。ボタン配置は、本体右側面のりゅうずに加え、2時位置にサイドボタンを備えます。

 外観に関して、従来世代の「Pixel Watch 4」から大きな変化はありません。カバーガラスが「カスタム 3D Corning Gorilla Glass 5」であること、最大輝度が3000ニトであることなど、ディスプレイ周りの仕様も踏襲しています。

 一方で、アクティブバンドの素材については、フルオロエラストマーから水素化にトリルブタジエンゴム(HNBR)へと変更されました。2025年にはフルオロエラストマーに関するPFAS懸念の話題もあったことから、こうした変更には複雑な文脈が絡んでいるのかもしれません。とにかく、HNBRはスマートウォッチのストラップバンドにおいて、まだ耳馴染みのない素材。長期的な使い勝手についてはレビュー·口コミなども注視しておきたいところです。

 Pixel Watch 4で変更された充電方式も踏襲。端末側面を充電台で固定して利用する形になります。このほか、5気圧防水/IP68準拠の防じん防水性能を備えていることも押さえておきましょう。

Pixel Watch 5|SoCは高性能版に変わり、メモリ·ストレージが強化

 デバイスの頭脳となるSoC(システムオンチップ)には、Qualcomm 製「Snapdragon W5 Gen 2」の高性能版が採用されました。Pixel Watch 4に搭載されたそれと比べると、CPUの処理能力が15%向上しているほか、メモリが+1GB増えて3GBに。ストレージも従来の32GBから64GBに増えています。

 ただし、Pixel Watch 4の発売時の価格は、最小構成で5万2800円〜でしたので、Pixel Watch 5が6万2800円〜になっていることを鑑みると、+1万円の差分に納得感があるかは悩ましいところ。AI機能の利用が前提となってくることもあり、端末が快適に動作するようになったことは歓迎ですが、どうしても手頃感とのトレードオフはつきまといます。

 ちなみに、バッテリー容量が微増しているのですが、41mmモデルで7mAh、45mmモデルで10mAh増えただけなので、ユーザー的にはほぼ認識できない誤差の範囲です。

Pixel Watch 5|GPS精度が向上

 Pixel Watch 5は、位置情報測位の精度が、従来モデルから2倍に向上したことをうたいます。どうやら仕組みとしては、Googleマップの3Dモデルを利用して、反射する衛星信号の伝播経路などを考慮に入れつつ誤差を修正し、さらに気象観測ネットワークと連携して観測衛星の測定値を補正するという二段構え——ということらしいです。

 Pixel Watch 5は主にタウンユースが想定される製品のため、特に都市部のウォーキングやジョギングなどで計測する移動距離などの値がより正確になるのが期待されます。ただし、従来モデルのPixel Watch 4でも「デュアル周波数GPS」には対応しており、位置情報の精度で困ることはさほどなかったため、競技レベルでランニングのトレーニングを行うような距離への厳密さを期待するユーザー層でなければ、そこまで重要視しなくてもよいポイントだとは思います。

Pixel Watch 5|従来通りGemini連携機能は充実

 さすがGoogle製のスマートウォッチということもあって、Gemini関連機能は豊富。例えば、Gemini経由の操作でGoogleカレンダーに予定をメモするなど、Googleサービスとの相性の良さはPixel Watch 5でも強みになります。特に、「Pixel 11」など対応するスマートフォンとペアリングすれば、先回りするGemini Intelligence機能「先回りアシスト」を利用可能。まだ機能として発展途上感はあるものの、電車に乗っている際に目的地までの残り駅数を表示したり、メール返信をワンタップで完結させたり、といった体験が可能になるのはロマンを感じるポイントですね。

 関連したところでは、ジェスチャー操作に関しても、腕を口元に挙げてGeminiを起動する「手をあげて話す(Raise to Tall)」をはじめ、指をつまむ動作の「ダブルピンチ」や、手の平を上に向けるように回外させて戻す「手首をひねる」といった操作をサポートしていることも重要。満員電車内や家事の最中のように、両手を使いづらいシーンでも、最低限の操作をこなすことができます。

Pixel Watch 5|3つの健康指標を追加

 装着したウォッチで取得したデータを元にするヘルスケア機能については、「Google Health」アプリで表示される月次トレンドのサマリーに、新たに3つの指標が加わったことがポイント。

 1つ目は「血管ストレス」で、将来的に脳卒中や心不全のリスクにもつながる血管のストレストレンドを可視化するというものです。2つ目は「睡眠中の呼吸の質トレンド」。睡眠時無呼吸のリスクを検出します。3つ目は「代謝ストレス」。食事や運動習慣の改善を図り、糖尿病の予防などもつながる指標だとされます。

 つまり、1カ月以上Pixel Watch 5を装着していると、トレンド表示で各種リスクが可視化されるというわけです。なお、従来からある指標も含め、こうした予防的な機能は「Health Guardian」と総称されています。

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