
約100年前に使われていたゴミ捨て場で見つかったのは……。まさかのお宝の数々がYouTubeに投稿されました。「うわあ!」「こんなお宝があるとは!」と反響を呼び、記事執筆時点で37万回以上再生されています。
投稿したのは、古い和ガラスのビンなどを掘り出すボトルディギングや、海岸に打ち上げられた漂着物を収集・観察するビーチコーミングを行っている「めぇち」(@mechi_takarasagashi)さん。以前にも海岸で見つけた謎の小瓶や、海で見つけた白い人影のようなものが話題となりました。今回は、約100年前にあたる昭和初期から使われていたゴミ捨て場を探索します。
昔、ガラスなどの不燃ごみは「ハケ」と呼ばれるゴミ捨て場に埋めて処理していました。ハケの場所は地域によってさまざま。動画で探索している場所は、事前に掘り起こし作業と撮影の許可を取っています。
まずは海に近い川辺の探索から。ガラスや陶器、瓦などの破片が目立つ場所を探し回ります。海の潮が引くのを待ちながら10分ほど探すと、ガラスらしきものが砂地に半分埋まっているのを見つけました。
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これは1931年ごろから販売されていた「大學目薬」のかけら。スポイトがセットになっているガラス製の点眼容器です。以前海で発見した完品と比べると、色合いに違いがありました。完品の方は虹色に輝いており、これは土砂に埋まったガラスが化学反応で虹色に輝くようになる銀化によるものだといいます。
次にゴロゴロした石があるエリアを探索すると、レトロな感じの茶色のビンを発見します。掘り出してみると、現在でも虫刺され薬としておなじみの「キンカン」のビンでした。レトロなビンとして知名度が高く、定番のお宝なのだそうです。
つづいて同じようなビンを発見したので掘ってみると、2つ目の「キンカン」を見つけました。こちらは通常より大きな徳用サイズのビンで、通称「デカキンカン」と呼ばれます。キンカンは昭和元年(1926年)ごろからの歴史を持つ製品ですが、今回のビンは昭和30年(1955年)以降のものと推測されます。
陸地だけではなく浅瀬も探索。水中がよく見える秘密兵器として偏光グラスをかけて探したところ、小さなガラスビンを見つけます。これはスポイト式点眼容器で「キンカ目薬」のものです。よく見るとコルク栓付きで中には海水と思われる液体が入っています。
そのあと、炭酸飲料としておなじみの「ファンタ」のビンを発見。デザインやナーリングの有無から1972年以降のものだといいます。さらにポマードで有名な化粧品メーカー「柳屋」の容器、昭和初期のカレー粉(香辛料)等のビンなどを見つけました。
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竹やぶに移動して見つけたのは、昭和初期ごろのくず餅用の蜜のビンです。年代を感じさせる書体が魅力で、裏面には店名と開業年、電話番号のエンボスが入っています。そのあと、明るい色の容器を見つけて泥を拭うと「フエキ糊」のものでした。
くま手でガリガリと掘ってみると、瑠璃色のビンを発見。瑠璃色ビンはそのデザイン性の良さから、用途を問わずコレクター人気の高いお宝のひとつなんだとか。今回見つけたものは大きめのサイズで、1950年ごろ、美容クリームのビンとして使われていたものだと推測されます。
なお、ボトルディギングやビーチコーミングは、場所によって採集が禁止されていたり、漂着物の持ち帰りに制限が設けられていたりする場合があります。楽しむ際は、事前にその地域のルールを確認し、マナーや自然環境への配慮も忘れないようにしたいですね。
時を経て見つかったお宝の数々に「ゴミ捨て場からロマンが見つかるとは……」「誰かが言ってましたゴミも100年経てば宝だと」「まるで瑠璃の宝石だな」「瑠璃色も綺麗ですが琥珀色の美しさ」「キンカンが昔からあったなんて!」「キンカンの瓶が美しすぎて魅入ってしまう」「昔の瓶ってレトロだけどデザインが凄い良いですよね!」「当時の人達の生活が目に浮かびます」といったコメントが。
さらに「何これ面白い」「こんな世界もあるんだとビックリ」「廃墟に似た魅力を感じる」「瓶ってなんか良いよね」「楽しそうだけど自分でやろうとは思わない分野だからこうやって楽しさだけ共有してくれるの助かる」「めちゃくちゃ素敵な趣味ですね」「近くにハケとかあったら探してみたい」「やってみようかな?」など、知らなかった世界に興味を引かれた人もいました。
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めぇちさんはYouTubeのほか、X(Twitter/@mechi_otakara)とInstagram(@mechi.treasure)も運営中。ビーチコーミングやボトルディギングの様子を発信しています。
画像提供:めぇちの宝探し(@mechi_takarasagashi)さん
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