
接客の現場では、わずかな違いで客の受け止め方が大きく変わることがあるようだ。
投稿を寄せた愛知県の60代女性は、息子の成人式用のスーツを一緒に買いに行った時、お店の対応が気になった。財布には現金5万円とクレジットカードが入っていた。女性は成人する息子の姿に喜びを感じ、息子も「ウキウキ、ワクワク」している様子だったという。(文:法田ひまり)
「すみません。成人式用のスーツを探しているんですけど?」
息子の正確なスーツサイズも分からなかった女性は、近くにいた年配の店員に「成人式に着ていくスーツを探しているのですが… 」と声をかけた。すると、店員は「こちらにございます」と案内した。
案内された場所で頭上を見上げると、そこには「1万円スーツコーナー」というPOPが掲げられていた。値段が安めのコーナーに案内されたことに違和感を覚えた女性は、こう言った。
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「すみません。成人式用のスーツを探しているんですけど? 何故、1万円コーナーなんですか? 私たちが成人式のスーツでさえ1万円の品しか買えないように見えたのでしょうか?」
しかし、店員は黙ってしまった。女性は店員の対応に落胆した。当時の心境を次のように書いている。
「私たちは、普段着でしたが汚ない服を着ていた訳じゃないです。 せめて、最初に予算を聞いてくれたなら、こちらも5万くらいで探しています。と言えたのですが残念でした」
その後、すぐに他の店員に代わってもらい、事のいきさつを話したという。女性は「謝って頂けましたが、本当に嫌な気持ちになりました」と綴っている。結局何着か試着した後、息子好みのスーツ一式を購入したそうだ。
店員に悪気があったわけではないかもしれないが、接客の難しさを感じさせるエピソードだ。
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