
ビートたけし(79)は、27日に放送されたテレビ朝日系「ビートたけしのTVタックル」(日曜正午)に出演。2月の衆院選で惨敗を喫した中道改革連合が立憲民主系と公明系に分裂した際、今年の未交付分の政党交付金11億円あまりを国庫に返納せず、政党交付金の「受け皿」として中道に1人議員を残した判断をめぐり、「あれほど(選挙で)負けて分裂するのはいちばん、かっこ悪いところなのに、まだ金(の話)が出てくるのかよと」と、異論を唱えた。
この日の放送は「政府広報費が1年で10倍に!?金利上昇で得する人損する人は?お金の問題を徹底討論SP」として放送。その中で中道の政党交付金問題も取り上げた。
当初、公明系、立民系の参院議員の合流を目指した中道だったが断念。公明出身者28人は公明党に復党し、立民出身の21人は新党「民主改革の会」を結党し、分裂した。一方、中道には今年、約23億円の政党交付金が支給される見通しで、小川淳也代表は未交付分の11億円あまりの受け皿として、現職では渡辺創衆院議員を1人残して精算活動に当たらせる方針を表明。税金が原資の政党交付金は国庫に返納すべきと国民の批判も根強いが、小川氏は「何十億という総選挙の支払いを依然抱え、半分も精算が終わっていない。その瑕疵(かし)を、民間事業者の方に付け替えていいとは思わない」「(支払いを)踏み倒していいのか」などと主張し、有権者の批判は承知の上で、政党交付金は中道の選挙費用の返済に充てざるを得ない党事情を訴えている。
進行役を務めるエッセイストの阿川佐和子は「政党交付金が出ることが分かり、それが(未交付分を合わせた総額で)23億円」と指摘。見解を問われた社会学者の古市憲寿氏は「だめですよね。逆に、これを全力で応援したい国民はそんなにいないと思う」と指摘した。一方、起業家で「リディラバ」代表理事の安部敏樹氏が「『政治とカネ』の文脈で、自民党の裏金の問題は完全に違法ですが、今回の問題は法的にアウトじゃない。投票をしてもらったのに、選挙が終わったらすぐ解体する党は何なんだという、党の信頼、政治家の信頼、組織をつくる力の問題としては問題があるが、裏金と同じように違法行為をしたわけではないということは言っておいたほうがいい」と、制度上はクリアできる対応であることを説明した。
それでも阿川が「だけどやり方として、分裂しちゃったのは、意見が合わなかったからしょうがないのかもしれないけれど、分裂したら何が起きますかというと、(未交付分に関して)借金を抱えることになりますと…」と口にすると、たけしは「これは、分裂したことがいちばん恥ずかしいと思っていないんだよね」と、ピシャリ指摘した。
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さらに「かっこ悪いじゃない?これ。あれほど負けて、分裂するというのは、いちばんかっこ悪いところなのに、まだ金(の話)が出てくるのかよと」と、中道の一連の動きに苦言を呈した。
これには、カンニング竹山も「普通に考えると、支払いが終わるまで分裂してはだめですよね。終わってからやれよという話」と応じていた。
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